生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年10月22日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
心の奥底、としばしば言いますが、生き甲斐の心理学では、どんな意味なのでしょうか?心理療法家の<人間観>は治療の成否を左右します。フロイドのようにラッキョの皮を一枚一枚取り去っていくと心の底は<無>という人間観と、最後に<愛である神>を知覚する場合とは、人を大切にする<基本的人権>への敬意は相当違ってきます。深層心理学を世界的な学会のレベルで勉強していけば、直ぐ分かる事ですが、人間の心の奥底をのぞくと(一枚一枚、色々の雑念を取り除く事)最後の<原初感情>と呼ばれる心は二つです、一つは<好き、嫌い>の感情、もう一つは<怖い、怖くない>の感情、この二つの感情が、言語も発達していない時代、神話もない時代、宗教もない地球を生き抜いた人類の知恵でした。この女性が好き、この動物は怖くない動物、この森は怖くない森、この男性は怖くない、こうして生き延びる知恵をこの二つの原初感情が示唆してくれます。更に最後の最後の心の奥底にあるもの、それは愛:神聖な愛。これを尊敬しない思想は役に立ちません。正直に心の奥底を見つめて知覚できるものは自己肯定、他者肯定の愛。性善説の心理療法家、性悪説の心理療法家、あなたはどちらを選びますか?
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