生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年10月14日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
神聖な愛のお話。今から12年前の今日、京都宇治のカルメル修道院に居ました。ワークショップテーマは(信じて見えてくるもの、見えなくなるもの)。11名の人々が全国から集まりテーマを巡り2泊3日をかけて思索し会話しています。何かを信じて見えてきたものが(不安、怒り、憂鬱な感情)と言う人も居たり、(平安、慈愛、健康感、幸福感、安定と自信)の人も居ます。同じ人が同じ何かを信じても見えてくるものが逆になる場合もあります。これは何故でしよう。人間の心には神聖な人知を越えた愛の働きがあるようです。自分の心に感じる光と陰、本音とたてまえ、善と悪、これら全てを一旦あるがままに受けとめないと素晴らしい気付きを失う危険があるようです。理想だけを見つめる人、厳しい現実を、いったん、素直に受け入れていく人、どちらが良いか、難しい問題ですが、理想像と厳しい現実の姿を素直に見つめられる現実吟味力だけは大事に育てたいものです。心の奥底から湧き出す感情には実に神秘的なものがあり、倫理道徳を超えた神聖な感情が湧き出しますので、その感情を神聖な愛、と解釈すると、驚くほどの知恵に気づきます。
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