生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:対人関係:その59:幸福な日々の為の自問自答集

2016年05月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
戦艦大和の副長をしたり重巡洋艦の艦長をしていたM大佐は私の恩人の一人ですが、公職追放が解除された後は大きな捕鯨船会社に入り鯨を捕鯨する射手の指導をしておられました。敵艦と鯨では気分が違うでしょうが、M大佐は平和を喜んでいました。香港で軍事裁判を受け、しばらく辛い想いをされ戦後数年して帰国されましたが、海戦での体験談を私の大学生時代、社会人時代も、親切に色々教えて下さいました。私は今もそうですが、案外、あわてん坊で、混乱する事、しばしばです。さて、生身の人間ですから臨終の時まで大勢の人々は自己混乱感を苦々しく想いながら生きています。生き甲斐の心理学の目標は明確です。ロジャースとエリクソンは、こう目標をたてていますが、どこまで出来るか、わかりませんが、勉強会では(1)自己混乱感をどの程度、意識化しているかどうか、(2)自分が混乱しているのを楽しんでいるかどうか、つまり、あ、混乱しているな、では、どうして、ここを乗り越えるかを楽しんでいるかどうか、を考える、(3)今、体験している自己混乱感を、これから器を大きくする為の指標として照合する余裕を持て、と3点を学習させられます。指導教授は、この能力向上の為に、しばしばロンドンのお化け屋敷やドーバートンネルの防空壕跡地、エジンバラの有名な気味の悪いお城(壁の中に昔、人が埋められていると噂の赤いお城での肝試し)に研究生徒を引き連れては、怖い話をしてくれました。自己混乱感は人間を大きくしてくれる重要な指標のようです。深刻に、ではなく楽しく勉強をさせてくださった恩師に改めて感謝です。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<998>


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)


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