生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:人間の魅力:

2017年05月30日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
電車の中で、ふと目が合いました時、自然体で爽やかに微笑む若い女性がいます。そうかといいますと、親の仇にであったように睨む人もいます。その人々の成育史がそうさせるのでしょう。そうして人生を生きながらえて、遂に誰でも終末を迎えますが、そこでも目が合いました時に、同じ現象を体験します。人を基本的に信頼しているタイプ、人を不信感で見ながら生きてきた人、様々ですが、近い終末を明確に意識した患者さんとの会話は神聖で、かつ緊張する瞬間ですが、その人が基本的信頼感を人間にもっているか、いないかは終末でも表れてきます。赤ちゃんから死に至る数十年の人生は宇宙のような神秘をかいま見せてくれます。そのかたとの会話の中でも<私が死んだらどうなるのか?>という大切な質問があります。どの場合でも、既にそのかたは答えを持っておられるのですが、果たして本当に自分の信じている死後の世界が本当なのか迷うのは当然で、傍にいる人に再確認をしたい心理が働きます。注意すべきは傍らの人が既に宗教を持っている場合です。自分の信仰を押しつける危険があります。本当に死に行く人を愛しているセラピストは必ず時間をかけて、そのかたの信じている死後の世界を暖かく傾聴していきます。その人の信じた死後の世界が希望の無い世界の場合に初めて魂の存在と明るい希望に満ちた死後の世界について語りあいますが、その方が長い人生の中で人に対して基本的信頼がある場合と無い場合、この対応は非常に難しい。若い方に、出来れば、人に対しては基本的信頼感を所持して生きた方が晩年、幸せに臨終を迎えられますよ、と声を大にして言いたい心境です。人に基本的信頼を持てる人は、大体、人生に「希望」を持てるタイプですが、人を不信感で生きていると、本人自身に「希望力」が無い事例が多いのは何故でしょう?「人への基本的な信頼感」があると、自分の人生に「希望、生きる喜び、生きて行こう」という気分が湧くように人間は設計されているようです。基本的信頼感の養成は子供時代にきまりますが、気が付けば、いつでも養成出来る領域です。
「自分は何処へ旅しているのだろうか?:幸福な日々の為の自問自答」



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「人間の日々の不安感は幸福へのシグナル」、何故、そう言えるか、この考え方を大切にしますと、これから予想される厳しい人生が楽しくなります。「人は考えた通りの人間になる」、「人の身体は神の神殿」、この性善説に立脚した思想「ストレスは幸福へのシグナル」:皆様と共に、悔いのない人生を歩むために、この視点から日々書かれている「生き甲斐の心理学」をお楽しみください。



(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はサンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)



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