生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年04月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
知人に何故その子が好きなのか、その理由を尋ねると(うん-、)と唸りながら、なかなか答えられません。これが普通の現象です。好き、嫌い、は原初感情ですから理由はなかなか言えない感情です。ただし、心理療法での愛の問題では、好き嫌いの領域の場合も、あえてその理由を聞くことにしています。現代人の感情は実に複雑に形成されていて、テレビ、小説、ラジオ、漫画の影響が大きすぎて原初感情を覆い隠しているからです。<感情の転移現象>が病的に生起していますので、確認、また確認していかないと、その原初感情にたどりつけないからです。古代人が好き、と叫ぶのと、現代人が好き、と叫ぶのは大きな違いがあることを現代人は気づいていません。原初感情を意識して、雄叫びのように好きになった場合は離婚率が違うのはそのせいでしょう。本能を喪失しつつある現代人は、意識して原初感情を大切にしたほうが良さそうです.
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