幸福感の内でも臨終の時に聞く死にゆく人のつぶやきです。昔、ロンドンでの某病院で死んでいったaさんの言葉は私の生涯に大きな影響を与えました。苦労してイギリスに渡り40代で死を迎えた人でしたが信仰の力の物凄さを感じました。本人は相当悪いことをした人生だとひと時は悩んだようですがカトリツクの信仰では復活と贖罪の思想があり「愛と許し」は絶対なので、aさんは安心して自分を愛である全知全能の神様に委ね天国に直接行くと信じて息を引き取りました。お医者さん、看護師さん、それに私は、aさんの神様を信頼している姿を見て驚きました。苦しい息の下からも安心して天国に昇る喜びに満ち満ちているのです。周囲のほうが幸福感に満たされたのを今でもしっかりと覚えています。自分が所持している魂の解釈で人生がこんなにも明るく楽天的になれるものだ、と感動しました。自分は所持する魂が天国に直行すると信じている人の人生は幸福感に直結しているようです。
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