どんなに生きる目的が明確化しても、生き甲斐の趣味が沢山あっても身近に愛情のような暖かいものが無いと人生は虚しいようです。自分を大事にしていても愛し愛される人間関係がないと何となく充実感がありません。これが普通の人間の日常のようです。人間嫌いな人でも犬や猫を愛していると、それだけで何となく心がみたされるようです。過日見たテレビで、アメリカの少年刑務所で犬を訓練させる教育カリキュラムがありました。殺人等を犯して心が荒れている少年達が犬との触れ合いで、どんどん心が癒されていく場面がありました。愛されるよりも愛するほうが心が豊かになるようです。しかし少々、犬のほうが参っているような場面があり考えさせられました。愛し愛される人間関係が理想的ですがこの関係が何故少ないのでしょう。「人間が所持している魂は愛そのもの」という思想がありますがこの思想を信じると暖かいものを自分の中に感じる事が出来ます。人の心の作用に「信じて見えてくるものの世界」があります。
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