私は24才の頃、人生の方向がやっと定まりました。人によっては子供の頃からの夢を楽しんだり、苦しんだり、努力しながらその道をひたすら歩いている人生もあります。収入の大小はあまり意識にもなく、ひたすら幸福曲線を歩んでいるようです。かりに理想や夢が実現していなくても、その方向を歩んでいくと、統御感だけは必ずあります。成功、到達していなくても、何とか方向性がきちんとしていて悔いを感じないならば、それで十分でしょう。青年時代の心の世界は嵐のような領域なので壮年、高齢者のような安定感はあるはずもありません。若い命はいつも戦いのような世界です。迷い、混乱、不安定、この中にも、若い生命は輝いています。苦労も苦労と感じないのがこの頃の姿でしょう。
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