私が若い頃、暗い日曜日、というシャンソンが流行していました。さて、もし生育史の思い出の中に自分にとっての暗い日々の思い出が無いとすると、どんな現象がおきるでしょうか?多分、感謝とか満足する心が生まれてこないでしょう。この感謝と満足する心<専門用語で第一領域という>が無いと健康な心が破壊されていきます。表と裏、男と女、光と影、という二面性は人の成長に重要な要素となつています。暗いと感じる原因は日々のストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、欝、錯乱の5つ)なので、仮にストレスを感じた場合、どうしても解釈の方法を専門家と相談しつつ、何とか解釈の仕方を臨床心理学の理論にかなった健全な方法で対応していきたいものです。身体症状に出ない解釈の仕方、方法は、沢山存在しています。コップに水が半分の場合、まだ水があるなあ、と元気に困難を克服していく人、もう無いとダメだと断念してしまう人、この考え方を変えると現実の世界、現実の受け止め方が変わり世界も変わります。
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