小学生低学年の頃、初めて人の冷たさを理解したようです。その頃は<冷たい>と言う言葉は知りませんでした。何か変だなあ、と慌てた記憶があります。大人になった今、あれを人間の冷たさ、と言うんだ、とわかりますが、あの頃は<何故、先生は自分にお母さんのようにしてくれないのか、変だなあ>と思っていたようです。<先生の気持ちを聞きに行く>知恵はありません。さて、人間の冷たさをこのようにして学習していく子供たち、自分を虐めることなく、自分をひがんだ人間にすることなく成長するのは難しいので、今、思い出す幼い頃の<冷たい思い出>を良い方向(自分を大人にしてくれた刺激材)に解釈していく努力をしたいものです。:<幼児時代の心の傷:131-3>:
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