幼稚園児、小学生でも自虐的なのを見ると不思議でたまりません。何故、こんな幼い子が自殺をするのでしょう?リストカットをしたり、考えられない非行に走ったりするのを、ここでは「自虐」と定義しています。自分の身体を何故、大事にしないのでしょうか?成人した後も、この自虐は続きます。ここでは心理療法としての自虐について考えていきます。古代社会から現代にいたるまで自虐は継承されているので、どうも本能的な領域に自虐が含まれているようです。大昔は悪魔の仕業、という表現がまかりとおりましたが、現代では悪魔の仕業と表現したりすれば、たちまちにして精神病者扱いになります。魂の輪廻転生説でこの自虐を解決しようとしたりしますが、幼稚園児の自虐から高齢者までの自虐は、心理療法では何故、そのような現象が起きるか、説明する必要に迫れれます。歴史を深く勉強していくと、この自虐を防止する事は不可能です。将来ともに人類からこの自虐を防ぐことは不可能です。ではどうこの自虐を取り扱えばいいのでしょう?何故、自虐が存在するのか、その原因は病理論としては明快な答えがありません。業とか原罪とかの言葉で説明しようと努力する宗教もあります。哲学の世界でも、この自虐の原因については定説はありません。心理療法では個別に対処出来ますが、何故、自虐が存在すろのか、という病理論は色々ありますがいまだ定説はありません。神秘的な世界でもあります。具体的にどう対処するかは次回に説明します。
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