生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年08月19日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
カールロジャースと言う学者のパースナリティー理論は大勢の人の生き甲斐に大きく貢献しています。翻訳がどうこうと言わずに先輩が苦労して翻訳した「心理的適応:psycological adjustment」と言う言葉にまずはなじみましょう。この心理的適応という言葉を自分に置き換えてみますと、例えば職場で嫌な上司が4月に配属されてきます。この現実に遭遇した時、あなたは多分、心理的不適応現象を起こしますし、4月に配属されてきた新入社員の中に自分の好みの可愛いお嬢さんが配属されてきて気ごころが合いますと、あなたは多分心地よくて心理的適応現象を体験するでしょう。心理的適応、という言葉を心の中で大事にしていくと感覚的にも身体全体でも、好き嫌いの意識化が健康に働きだし、無意識の世界での抑圧から身体症状を出す、という病理現象も激減していくでしょう。心理的不適応、心理的適応、という意識化の訓練を意識して生活していきますと心の精神的衛生が正しく働いてくれます。正直な体感を倫理道徳で裁く成育史があると人は自律神経が疲労していきます。口に出す、出さないは別な問題ですので、心の奥深い領域ではいつもこの心理的適応、心理的不適応、という意識化を大事にしていただきたいと思います。

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