生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

握手という抱擁

2007年06月21日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
抱擁して友情を伝達し合わない日本文化の中で、とても大切な、さりげない愛情の伝達手法が握手です。パチニ小体と言う神経細胞は触覚を敏感に伝え合う細胞ですが、人の手とその指先に極めて沢山配置されています。ほぼ同じ配置が唇です。指先と唇は愛情、友情、親子の愛を伝達しあう重要な器官です。祈りの時も、ロザリオを唇に当てて、指先に親愛の情を込めて神様に祈ると、ひしひしと神様の愛を感じる事があります。この敏感さを意識しつつ、友達、知人に親愛の情を握手で伝達する努力をすると、暖かい人間関係を確立し意識した幸福感を味わう事が出来ます。<抱擁論:145-5>:

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3 コメント

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パチニ小体のこと (游子)
2007-06-21 17:48:05
 パチニ小体といいますのは、多分太極拳でいう、十本の指先にある 「十宣・じっせん」 のツボではないかと思料されます。
 指先を近づけて站樁 (たんとう) を行った時、指先から気を発して、人様々の色が出ます。
 今朝早くに、站樁を行いましたら、十宣から紫が出ていました。始めての体験です。いつもは黄色でしたから。
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Unknown (露芳)
2007-06-21 23:05:09
握手。
何度も何度も病室を訪れる度に、死に逝く友人と握手のお別れをし、本当に天にに昇ってしまいました。

握り返す彼の手の強さは、一生忘れられないでしょう。
生きることを信じた強さでした。

握手という「魂の会話」を交わした瞬間、身体に流れる安らぎは、愛と意志の成せる技だと、体験をもって学ばせていただきました。
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 (Unknown)
2007-06-22 09:54:31
御二人のコメントから気の不思議を感じました。太極拳での気の色、死に行く人の握手から感じる魂の気、言葉にならないもの、言葉に出来ない世界の不思議を益々思索したくなりました
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