抱擁して友情を伝達し合わない日本文化の中で、とても大切な、さりげない愛情の伝達手法が握手です。パチニ小体と言う神経細胞は触覚を敏感に伝え合う細胞ですが、人の手とその指先に極めて沢山配置されています。ほぼ同じ配置が唇です。指先と唇は愛情、友情、親子の愛を伝達しあう重要な器官です。祈りの時も、ロザリオを唇に当てて、指先に親愛の情を込めて神様に祈ると、ひしひしと神様の愛を感じる事があります。この敏感さを意識しつつ、友達、知人に親愛の情を握手で伝達する努力をすると、暖かい人間関係を確立し意識した幸福感を味わう事が出来ます。<抱擁論:145-5>:
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指先を近づけて站樁 (たんとう) を行った時、指先から気を発して、人様々の色が出ます。
今朝早くに、站樁を行いましたら、十宣から紫が出ていました。始めての体験です。いつもは黄色でしたから。
何度も何度も病室を訪れる度に、死に逝く友人と握手のお別れをし、本当に天にに昇ってしまいました。
握り返す彼の手の強さは、一生忘れられないでしょう。
生きることを信じた強さでした。
握手という「魂の会話」を交わした瞬間、身体に流れる安らぎは、愛と意志の成せる技だと、体験をもって学ばせていただきました。