小学三年生の時、第二次世界大戦がおわりました。葉山から越後の山奥に逃げたのですが、色々の事情から栄養不足となり、しばしば足に小さなオデキが出来ました。学校の帰り路に、一人で川の土手に座り膿を全部出すと、小さな穴があき、綺麗な肌が見えます。そうすると、どんどん回復し、数週間のうちに元の綺麗な肌になりました。不思議な体験でした。これと同じように、心の傷も全部、膿を出さないと、生涯、陰に陽に、その傷に振り回されます。例えば、私は戦犯の息子だ、といわれて先生、大人、同級生徒から石を投げられました。当時は、その理由が分からず、何故、何もしない私が石を投げられるのか、わかりませんでした。段々と親切な大人も居るので、5-6年生になると、少し分かり出しますが、心の中はもうめちゃめちゃでした。ひたすら勉強をして同級生徒や先生に復讐の意味もあり必死で勉強した記憶があります。この負けず嫌いの性格がもし、無ければ、どうなっていた事でしょう?この体験は、どう私の人格形成に影響を与えたと思いますか?色々あるのですが、理由のわからない混乱に追いやられますと、少々、パニックになりやくくなり、自信喪失、復讐心の異常発生、学問への逃避癖、色々あります。高校に入り、柔道に専心し、多少、腕もあがり試合に勝つ頃から、青年らしい自信が生まれ、堂々とふるまう自分に驚いたものです。こうして、段々と普通の青年になってきますが、シカゴ大学、オックスフォードの研究室で深層心理学を学び出すと、ますます、この傾向があぶり出され、心理療法家への道に目覚めてきます。無意識の世界に支配されていた自分にも気づきます。フロイドが「無意識の意識化」で、人々が過去の傷を治す、という意味が段々と理解されてきた次第です。
「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<894>
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多数のご質問にお答えいたします:
2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用しつつ書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは人々が元気に明るく爽やかに生き抜く為のブログですので大いに勉強には役立てて下さい。
「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:
(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。
(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。
(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。
(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。
(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。
(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。
(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。
(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!
(以上)
「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<894>
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(7)応用編:第12章から第14章まで:
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(以上)