生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

暗い日曜日と明るい日曜日

2011年12月02日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
暗い日曜日が恐ろしいと嘆いている若者がいます。何だかシャンソンの主題のようですが暗い日曜日は困りもので何か憂鬱な気がかりがあるのでしょう。素敵な恋人とデートをしたいのですが、中々そのような友達が居ないので日曜日が怖いそうです。憂鬱の反対が幸福感なのですがこの心理療法上の関係式を知ると人は元気になります。一番困るのが憂鬱な自分を認めない人。欝もその人の生育史上構築された理想と現実のギャップから生まれますが現実に感じている欝を解消する為には、その理想の実現しかありません。現実吟味力を発揮してその理想を点検したり現実の解釈を変えたりして対処しても、それでも解消されない場合、無理をしてでも身辺に感謝すべき沢山の事柄を探す事が欝の解消に繋がります。もう一つは幸福の条件と幸福感は違いますので、その違いを考えるのです。幸福の条件とは何かといいますとお金、社会的地位、良い仕事等をいいます。幸福感は極端な例ですが臨終の場合でも幸福感を心底感じて死んでいく人がいるくらい、感情の面からの幸福をいいます。何故暗いと感じるのか、何故、明るいと感じるのか、その違いは案外簡単な心の有り様で激変していきます。:<感情は命の源:430-4>:

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