生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何の為に生きているのだろうか?

2010年10月12日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
今日のテーマ<自分は何の為に生きているのだろうか?>は人類永遠の課題ですが、不思議な事に、この自問自答には、これといった答えは見つからないものの、この自問自答をしていると、何となく元気が出てきます。この元気が出てくる理由を古代ギリシャ時代から今日に至るまで哲学者は不思議に想い何故、この自問自答が人を元気にするか、その理由について沢山の論文を書いています。答えの無い人は、とりあえず、生き甲斐を探すのが自分の生きている理由だ、と自問自答しておくとノイローゼになりません。この大きな課題の他に、自分の生き甲斐は何か、自分は自分の魂、成育史を大事にしているか、自分は自分の身体を大事にしているか、を自問自答します。この自問自答を生き甲斐の心理学では<自己実現への道>と定義しています。特に自分の成育史を否定すると大きな心理的な問題が出てきます。<自分の赤ちゃん時代から今日までの人生の記憶を肯定的に解釈出来るかどうか>の将来の幸福がかかつてきます。自分の成育史を否定していると、色々な精神的な歪みが生じてきて明るさを失いますので、出来るだけ自己肯定的に解釈する。例えばあの厭な記憶は自分の試練だった、あの困難のお陰で自分は人間の弱さ、人の痛みを知る人間になれた、あの事件が今の逞しい人間にさせた、などなとの解釈をしつつ明るく逞しく爽やかに人を愛しつつ生きていると何となく人生の意味が見えてくるようです。:<アイデンティティーの統合:347-3>:

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