五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

好奇心

2015年01月11日 | 第2章 五感と体感
次に何をするか。
このことをひたすら実行しながら、今を生きているスロベニア人の某神父さんは今年で91歳。毎年我が家で行う新年会に、誰よりも生命力あふれた姿でいらっしゃいました。
このメンバーでの新年会はかれこれ干支を一回りするくらい毎年続いています。
まだまだこの会は続けられると確信しながらも、いつまで続けることができるかという思いもあり、毎回一期一会の思いを胸に抱き、接待しています。

悔いの無い意志を持ち、意思のままに生き抜く人の背景には、経験から体得した安定した楽観を感じます。

楽観というのは、意志の一つでもあるようにも思います。

その背景に無くてはならないものの一つに「好奇心の大切さ」を感じます。

好奇心を持てと云われても、好奇心の度合いも種類も人それぞれでしょうが、好奇心の強さは、寛容さにも繋がるのです。
森羅万象の普遍性を尊ぶことは、自己受容と他者受容にも繋がるように思います。

他者の思考と感情と行動にケチをつけることを美しいとは思いません。
ケチをつければつけるほど、好奇心という情動が薄れてゆくようです。
ケチをつける人にケチをつけていると、自分が段々と穢れていくように感じます。

人には自由意思が与えられています。

自分の内にある自由意思の可能性を受容していると、好奇心はますます垣根を越えて湧き出していきます。

自分の好奇心を開花させることは、ただお腹の空くまま食べ続けることが開花ではなく、自分の人生経験から育んできた抑制する力も大事でしょうし、現実の吟味も大切な条件になってくるでしょう。

悔い無く生き抜くことを大前提に、知恵を持ちながら好奇心を上手に開花させる老賢人をぼんやりと目標にしつつ、今年一年のエネルギーチャージをした新年会となりました。感謝。

☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。

☆ クりック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする