五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

暦の最終72候目

2015年01月28日 | 第2章 五感と体感
スーパーには、恵方巻の広告が貼られ、お豆が売られ、節分の雰囲気が日に日に増してきました。
ここ数年ですっかり恵方巻が関東でも浸透してきたようですが、一度だけ吉の方角に向かって太巻きを無言で頂く真似ごとをした事は有りますが、喉には詰まるし、食べきれないしで、以来、吉方に向かって手を合わせてから食事を頂くことに切り替えました。

昨年は鎌倉腰越の龍口寺の豆まきに行きました。お坊さんやお役の方々が撒くお豆を手で受け取り、親しい人にお裾分けしました。
今年の節分は、講座と重なるので、皆さんと豆まきして、菓子を頂き、新春をお祝いしようと計画中です。

二十四節気を意識し出して10年ほど経つと、暦の始まりの大切さを痛切に感ずるようになりました。
大晦日と元日も年が改まる大切な行事ですが、身体で感ずる「始まり」として考えると節分のほうがしっくりくるのです。

ならば元日から節分までを年の始まりとして大切に過ごそうと思うようになりました。

節分が過ぎると一気に春の気配がやってまいります。

寒さが苦手な私が一番苦手な「大寒」と表裏ひっくり返されるように温かみある気分になる「節分」の間の時期を過ごしながら、粛々とやるべきことをやり過ごし、暦の一ページ目に戻りたいと思っています。

1月末は、24節気72候の最後の72です。72候目は「鶏始乳」(にわとりはじめてとやにつく)。鶏が卵を生み始める時期、だそうです。江戸時代、早朝に鳴く鶏の声を「トウテンコー」と表わし、漢字では東天紅と当てはめたそうです。

東の天が紅色に輝く春を迎える心構えをしながら、寒さに屈せず、丹田を意識して腹据えて背筋伸ばして暦の最後のページを閉じさせていただきます。


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