五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

面白し

2013年07月25日 | 第2章 五感と体感
テレビ番組で、アンチエイジングの特集をしていました。

アジアの人はもともと肌がきめ細かく美しいので、美しさを維持強化したいという情動が自然と湧き上がってくるのかもしれませんし、天照が岩戸から現れた時、あまりにも長く暗闇に居たので、その顔を見た周囲が「面白し」と感嘆したことが、面の白いことが美しさの象徴に繋がっているのかもしれない。。。と、私自身勝手に仮説を立てています。

私も昔は手にシミなどなく、シミができる将来なんて考えた事もありませんでした。
でも、最近、電車のつり革につかまっている自分の手を隣の女子と比べるや否や、ふと吊革から手を離してしまう自分を経験しました。

番組内のアンチエイジングチェックの項目に、「若い人を見るとモヤモヤする」という箇所がありました。
6つか7つあった項目のうちの一つだけに〇がついたのは、これです。

確かに、自分を卑下する気分に自然となっている自分がいるようです。普段は「そんなこと、ないない!」と思いながら大きな声で中高生に「いいなぁ~肌がきれいで~♪」等と声を掛けているのですが。。。ほんとうは若さを羨んでいるのかもしれません。

チェック項目の中で印象に残ったことは、生き甲斐の設問がいくつかあったことです。

何もやる気がでないとか、生き甲斐がない等。。。

肉体は衰えてはいきますが、歳を重ねるほど経験が積み重なり、自分の生き甲斐の糧は段々と積み重なってきていることは、若い頃と比べて比べ物にならないくらいの満足度はあります。

身体のことにしても、鍛え方しだいでしょう。

猫背で一日家で暮らすよりも、お日様にあたり姿勢を糺しあるくだけでも心身は満たされます。
仕事場や友人、家族と話をすることで、口角が上がり、ほうれい線だってカバーできるはずです。

口を噤んで、じいっとしていたら、万有引力の法則にただただ従うだけになります。重力の法則に従うだけだと、どんどんと身体がたるんでいきます。

永遠の命と永遠の美を求めることは、古来から様々な伝説を生み出しています。

白雪姫も、楊貴妃も然り。菊慈童も然り。。。

「鏡よ、鏡よ、鏡さん、世界で一番美しいのはだぁれ?」
童話の一節で、印象に残っているせりふにしても、ぱっと浮かぶのはこのフレーズ(笑)です。

「テクマクマヤコン!」とコンパクトを開けて、なりたい自分になれるならば。。。
いや、、、
今のままで、よいかな。。。(^^;)

人と共にいることを大事にしたほうが私には効果がありそうです。。。

7月27日土曜日10時~12時 東急セミナーBE雪谷にて「生き甲斐の心理学講座:24節気から自分を知る」を行います。
一日講座です。問い合わせは直接東急セミナーBE(03-3728-7231)にお願いいたします。尚ブログのメールは使用しておりませんので御了承ください。

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