五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

怒りの感情

2013年07月19日 | 第2章 五感と体感
普段の暮らしの中で、怒りの感情だけが突出して表われることがあります。

「怒る」ことは、感情表現の一つです。

何となく、うつうつとして感情が見えない状態が続き、それでも「怒り」の感情だけが表出してくると、「ああ、何かの不安感が背景にあるな。。。」と、自分自身が気付くと、怒りの感情の取り扱いが他者に被害を及ぼすことを留める事ができるかもしれません。

感情が転移して、本来であれば直接怒りの対象人物に怒りたいところが、それができないために第三者に向けたり、SNSでぶつけたり、、、。

感情転移で、怒りをぶつけられた人はたまったものではありません。

理由もわからず、反撃もできず、混沌と感情を抑えていくどころか、自分自身の存在を自分自身が否定するようになったら、ほんとうに可哀想なことです。

自分の不安感の取り扱い方法が「怒りの感情を第三者にぶるけること」であることに心当たりがあるとしたら、自分が一体何が不安なのか焦点付けする必要がありそうです。

そろそろ夏休みが始まります。

子供達はそれぞれ多様なテーマを抱えながら夏休みを過ごすはずです。

お母さんの「怒りの感情を子供にぶつける前にちょっと立ち止まってみること」を試みてみると子供の成長が目に見える夏休みになるかもしれません。

悩みの種類によっては、行政機関に相談するのもよいでしょうし、信頼できる人に話を聴いてもらうのもよいでしょう。

自分を諌めていくと、益々怒りの感情が増してくるように思います。
自分自身の心と身体と魂を大切に慈しんでいたいものです。


7月27日土曜日10時~12時 東急セミナーBE雪谷にて「生き甲斐の心理学講座:24節気から自分を知る」を行います。
一日講座です。問い合わせは直接東急セミナーBE(03-3728-7231)にお願いいたします。尚ブログのメールは使用しておりませんので御了承ください。

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