五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

夏休みの課題

2013年07月20日 | 第2章 五感と体感
いよいよ夏休みですね。

夏休みをどう過ごすかにあたり、それぞれの目標や希望があるはずです。

一学期、どう過ごしたかで夏をどう過ごすかを考えてみるのも良いかもしれません。

体調を崩してしまったり、あれこれやり過ぎて力尽きてしまったり、LINEやツイッターにハマり、自分の時間をほとんどそれに費やした日々を送っていたり、、、。親に言われなくても自分で感じている子供の「これじゃぁヤバイ」は、本人自身が充分認識しているはずです。

昨日の雪谷勉強会では、ストレス曲線上の「怒り」から「錯乱」に移行する自分の感情体験をそれぞれ語り合ってみました。

最初は対象に対する「怒り」であっても、怒って訴えているうちに、怒りの対象がいつもの何かの問題に入れ変わり、歯止めが利かなくなっていく経験があったり、その怒りを抑えるあまり、感情を出さなくなってしまったり、訴えたい相手に言語化できないために言いやすい人に感情をぶつけていたり、、、。

その怒りの感情をプロセススケールに図ることで、自分自身がどのくらい現実に対する吟味が成されているかに昨日の勉強会は展開していきました。

「自分自身の問題をどう解決するか」は、中学生ぐらいになると確固たる自分のスタイルができているはずです。

子供の確固たるスタイルは、保護者の考え方とも繋がっているはずです。保護者から学んだ通りであることもあろうし、学んだことを反面教師として捉えている場合もあろうし、色々です。

保護者の「いつも怒っていること」に関して、
たぶん、何度も言われて子供が返したい言葉は「何度も言わないで。わかってる。」です。

長い夏休み。。。保護者の口先や手先を見せるばかりではなく、後ろ姿を見せていることも夏休みの大事な経験かもしれません。

「自分が今日までどんなふうに生き延びてきたか」を中学生に問いかけると、皆さん滔々と語ります。

保護者の姿を見ながら生き延び方を学んでいるんだなぁ~~、といつも感心します。

「育てている子供の何を信じるか」

夏休みの課題は、子供だけのものではなさそうです。

子育てしながら学ぶことで、自分も育っていきます。

他者に要求することを押さえることを意識しながら、自分自身を大切に育むことができる夏休みを過ごしたいものです。


月27日土曜日10時~12時 東急セミナーBE雪谷にて「生き甲斐の心理学講座:24節気から自分を知る」を行います。
一日講座です。問い合わせは直接東急セミナーBE(03-3728-7231)にお願いいたします。尚ブログのメールは使用しておりませんので御了承ください。

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