五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

子供をどう育てる?

2012年06月24日 | 第2章 五感と体感
私の達成感の希薄さは、何が原因なんだろう…、と、この勉強会を通してずっと思いを巡らしたことがあります。

小学生の頃から優等生というレッテルを貼られ、思春期になると自分の好み以外は手を出しますが、好みでないものは全く関わりたくもなく、燃え尽き症候群という言葉が流行っていたのも、丁度その時代だったように思います。

言葉通り、何かに燃え尽きてしまったような、無気力さが思春期の私を支配していたようにも思っています。

「先を見据えた教育。先を考えて行動する。広く浅く色々見て体験する。」
というような信条で育てられた私は、いつも何かに達成すると、間髪入れずにニンジンをぶら下げられてきたと自分では解釈しています。

達成したことは当たり前とみなされ、ハイ!次!という感じです。

そんな子供時代を思い出し、自分の子育ては、「今この時だけのことを考えよう。先の事をあれこれ考える事より、今できることに集中することが大事。できたことに関しては素直な気持ちで褒めて、喜びの体感を大切にして自分で意識できるように」という信条でやってきました。出来たかどうかは解りませんが、ともかく信条として心がけていました。

昨日のブログにも書きましたが、自分の信条に揺るぎの無いものがあれば、軸がぶれません。

あの人の意見、この人の子育て方法、あんな人がこんなことを言っていた。。。、と、周りを見過ぎて自分自身に留まることを避けていると自分のアイデンティティが不安定となり、その様子を見ている子供も不安定になっていきます。

他者に答えを求める前に、自分はどんなふうに育てられ、それが自分にどのように影響しているかを意識してみると、自分の現在の思考と行動(傾向)が見えてくるはずです。

見えてきた傾向に、反省があるのなら素直に反省するのも良し。。。受容するならそれで良し。。。それでも、もやもやしているのであれば、勉強会に出てみるのも良し。。。

そろそろ一学期終盤です。試験が終われば夏休みです。子に対する自分の傾向を今一度点検してみるのも快適な夏を過ごす一つの方法かもしれません^^。

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