五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の信条

2012年06月23日 | 第2章 五感と体感
確かに自由にあるがままに自己受容し他者受容しながら自然体に生きる事は理想かもしれませんが、自分の信条信念とに囚われる時期があってこそ、自然体という体感が理解できるのかもしれません。

自分が生きていくために必要な条件が大きければ大きいほど強ければ強いほど、より一層のストレスという負荷が掛かるはずです。

その負荷に耐えきれなくなった時に始めて考え始める時のほうが自然体の意味を掴めそうな気がします。

自分は自然体だ、と思っていたとしても、もしかしたら自分の現実吟味力が欠落故に自然体だと勘違いしているだけかもしれないし、「自然体」の条件に含まれる他者受容が実は他者否定で、マイペースだと思われるならまだしも、もしかしたら「空気の読めない我がままな人」とか「当たり散らしている人」として他者には見えているかもしれません。

自己と他者との関係において、自己が感じるストレスを感じた時こそ、自分の自然体な姿が想い浮かぶものです。
理想と現実のギャップから生まれる不安感は、生きていく自分の方向性をただしてくれる水先案内かもしれません。

そのためには、自然体である前に、どんな人に成りたいか?どんなふうに生きていきたいのか?という自分の信条を意識化してみる必要がありそうです。

西行にしても山頭火にしても南方熊楠にしても、自然体な自由人ではなさそうです。信条と信念有っての方々です。

私自身、自然体でありたい信条は持っていても、まだまだ、過程をつまずきながら歩んでいる最中で、自然体には程遠い状態です。
勉強会に参加してくださる方々と共に歩みながら私も学んでいるのが現状です。自分が他者より先に歩いているとは思いません。ただ、学びの矛先を示していく世話人というだけの存在です。
東急セミナーBEたまプラーザと雪谷の講座に参加してくださる皆様との関係も私の宝物です。
今後ともよろしくお願いいたします。
互いの喜怒哀楽を温かく身守り合う皆様の心意気に深謝しております。
プロセススケールの学び、ほんとうにお疲れ様でした!!
7月の勉強会も楽しみにしています。

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