五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不安感の取り扱い方

2012年05月22日 | 第2章 五感と体感
昨日は、今年度第一回目の保護者勉強会でした。

4年目ということもあり、リピーターの皆様の落ち着いた物腰が柔らかい空気を作り、初回から温かい雰囲気の中で勉強会を進める事ができたことを心から感謝致します。

3年間、参加者の皆様と育んできた「空気感&信頼感」を多少の余裕をもって利用できるようになったことも、私自身の成長でもあるように思います。

植村先生との珍(名?いやいや迷)コンビ度は、今年度も発揮できそうです。

第一回目のテーマは、「不安感の取り扱い方」でした。

こうありたい、~せねばならない、という「理想」と湧き上がる感情、つまり自分自身経験している感情「現実」のギャップが「不安感」を生みます。
この定義をまず心に留めていただきたい、ということから勉強会が始まりました。

そのためには、自分が今、現在経験している感情は何なのか、意識化する必要があります。

この意識化は、「今」に焦点を当てることに意味があります。
過去がどうだったとか、将来がどうだどかではなく「今ここでの自分」
自分以外のことではなく、自分自身の心に焦点を当ててみます。

親でもなく、子供でもなく、伴侶でもなく、自分自身の不安感を意識化してみます。
そして、自分が湧き出ている不安感を自分はどのように取り扱っているのでしょう…。きっと傾向があるはずです。

今回、勉強会に出席して初めて「自分自身の今ここでの感情」を意識してみる経験をした方のほうが多いかもしれません。

言語化できなくても、理解できなくても、とりあえず、「自分自身の今ここでの感情」そして「自分自身の不安感」という言葉を記憶していただくだけでも、平素の生活で何かを感じるきっかけになると思います。

まずは、そこからスタートしていただき、勉強会を愉しんで頂きたいと思います。

一年間、よろしくお願いいたします。

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