五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

新月から始まるメリークリスマス

2011年12月24日 | 第2章 五感と体感




Bon Noel! photo:ノートルダム寺院のツリー

イエスキリストの誕生は、冬至に深く結びついています。

エジプト、メキシコ、ペルー、UK、ヨーロッパ等、世界中にある名だたる遺跡は、太陽の動きを重視して建造されているものが多いですね。。。

冬至は、一年で一番日が短いので日が一番長い夏至に向かうための、つまり「闇から光」を象徴するに相応しいのです。

闇から光は、イエスキリストの誕生を祝うに相応しく、キリスト教が整い始めた4世紀に誕生日として制定したようです。

仏陀の誕生日もキリスト教の復活祭とほぼ重なり、2月あたりから修二会で罪を贖い、懺悔を繰り返し、仏陀の誕生に向かい修行に入ります。これは、キリスト教の復活祭に向かうための四旬節も同じです。

漫画「聖☆お兄さん」のように、キリストとブッダが立川のアパートで共同生活をするのもさもありなん。。。と思うわけです。

このような説明を理論的に解りやすく楽しく説明すれば、「信仰とは」というアレルギー性の強い問いかけに人が耳を傾け、「自分は何のために生きているのか」という哲学的な自問自答がしやすくなるように思うはずなのに…と季節のイベントごとに思います。

今年のクリスマスは、19年周期の新月だと聞きました。まさに闇から光へ…です。闇から光は復活と再生を意味します。
東日本大震災、原発事故、紀州の台風被害…
今年は他に何があっただろう、と記憶が無いくらいの大変な災害に遭っている被災者の方々。
そして、津波で被害に遭わずとも、地震当日は帰宅困難となり、原発事故で翻弄されている私達も被災者の一人であることを意識化したほうがよいと思っています。

乗り越えることをイメージし、復活と再生を信じて、明日、そして明後日を生きることを今日の祈りに籠めたいと思います。

αからΩ

メリークリスマス
✚主の御降誕おめでとうございます。

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