五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不安感は生きるための道標

2011年09月16日 | 悔いのない人生とは?
人の本質は不安感です。

不安感が無くては生き延びていけません。

怖い、怖くない。
危険、安全。
信じない、信じる。

これらの判断は、どこから生まれてくるのでしょう?

断崖絶壁を怖いと思わなければ、落ちないように注意しようとは思いません。
ナイフを怖いと思わなければ、直ぐに手を切ってしまうはずです。

落ちても生還すれば、それがその人の生きるための何らかの学習になるわけです。
ナイフで手を切って痛い思いをしたら、その人は、ナイフは危ないと学習するのです。


身体を成り立たせている遺伝子情報は勿論のことですが、自分自身が生まれてから今日まで得た情報、学習(親から教えられたこととか世間を見ながら学んできたこと)が、自分を判断させていることを忘れてはなりません。

だから、自分の不安感は、自分が生き延びるために必要な「情報」と言っても過言ではないのです。

何故、不安感に陥る自分が不安になるのでしょう…
不安感は、自分が生き延びるための道標だと言っても、不安感に獲り込まれている人にはなかなか通じるものではありません。

自分自身の不安感の何に焦点を当てるとよいのかは、自分自身が一番よく知っているはずです。

焦点に触れることを避けているのであれば、それが危険だと思っているからであって、今は触れる時期ではない、と自分の意識が答えを出しでいるのでしょう。そんな時は、無理やりこじ開けることは止めたほうが良さそうです。

私も触れたくないものは、避けて通ります。

ただ、この学びを通してできるようになったことが一つあります。それは、自分自身の触れたくない不安感の核を意識して避けているのか、無意識に避けているか、ちょこっとだけでも頭によぎらせることができるようになったことです。

「答えは、自分のうちにある」というのは本当のことだと信じています。

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