五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

五感のお話7(触覚)

2010年10月24日 | 第2章 五感と体感
「肌触りがいい」という言葉があります。

イタリア制の上質な革製品は、「人の肌」の肌触りを目標に掲げているそうです。究極の目標だなぁ、と思います。

先日、高知の馬路村の農協を兼ねた「ゆず製品」の工場を訪ねました。建物に入ると「床の気持良い感触を味わいたい方は、スリッパを履かず素足でお入りください」と書かれてありました。
もちろん、素足になって見学させていただきました。
地元の材木を使用した本物の木の肌触りは、踏み込む足を柔らかく包みます。ここで働く方々を羨ましく思いました。

触覚は、体感に直に繋がる感覚であるし、味覚、聴覚、臭覚、視覚それぞれの感官は最後に体感的に捉えることで心が動いていくのです。

五感と体感は一心同体のものなのです。

肌触りは、直に心を動かします。

心と体は一体です。現在の法律ではその一体であるものを離して解釈しているようです。

精神は自然の一部である、と捉えているのは「能」です。
精神もそうであれば肉体もそうです。

「五感と体感」から見えてきたものを中心に、これからもこのブログを書き綴っていきたいものです。

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