五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

傾聴時間の限界

2010年10月03日 | 第2章 五感と体感
心理療法の勉強を始める前は、エンドレスに悩める人の話を聞いていました。
悩める人は、何時間でも同じことを話します。長く話せば話すほど、悩める心は増長し、しまいには思い込みの強さが増長していきます。

勉強してみて、傾聴には限界の時間があることを知りました。

一時間。それが限界です。だいたい40分から50分が互いのエネルギーが上手く消費しあうようです。

長時間聞くことは、悩める人の不安を衛星のようにぐるぐると回すきっかけをつくってしいます。

「傾聴を意識するなら、どこで話を切るか。終わらせるか。しかも心地よく。」が、傾聴する側の大きな課題です。

どこで終わらせたら良いのか解らず、困りながら聴くことも誰もが経験あるはずです。

傾聴には訓練が必要なので、勉強していくことしか術がありませんが、「傾聴は一時間以内で終わらせる。それ以上は無理だし、返って悩める人の心を悪化させる」ということだけでも記憶に入れておくとよいかもしれません。

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