五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

親子

2010年10月11日 | 第1章 意識と知覚
子供の反乱なのか?
それとも親がヘンなのか?

家族という世界は、ある意味、自分のすべてだといっても過言ではありません。
両親と妹4人で旅をしてきました。
旅に妹が加わったのは、記憶の中では中学生の頃以来かもしれません。

親の「思考」と「感情」と「行動」は、子供の「思考」「感情」「行動」を支配していきます。

父親の言動や行動が「嫌だ」と思っていても「ヘンだ」とは思わなかったのは、その環境が自分にとって当たり前だったからです。
大人になり、他者との関わりにおいて、自分を吟味できるようになってきて初めて「ヘンだ」ということに気付いたわけです。

私自身、言い訳する人に嫌悪感を覚え、世の中をやたらと否定的に捉えることに「怒り」感じるのは、どうも父親の性格を無意識に思い出すからかもしれません。そのくせ、自分では暴言(不平不満)を吐いている意識が無い。。。これについてはすでに諦めとスルーするコツを学習しています。

三つ子の魂百までも。。。

「言い訳」とという「自己主張」によって自己を防衛する父の傾向は、やっぱり三つ子の魂。。。です。
そのくせ、自分と関係ないことだと、太っ腹な「思考」(考え方)になります。

その落差に振り回されていたのだ、と数十年目にして、自分に湧きあがる気持の悪い違和感の原因に行き当たったわけです。

「家族」という存在は、銀河系のようにある法則で渦巻いています。
その法則の中で、自分がバランスをとることができれば、健全に生活できるのでしょうが、なかなか上手くできないから衛星のようにぐるぐると廻るのです。ぐるぐると廻っていると解決の糸口が見えません。

自分の傾向を眺めてみると、父親の傾向と母親の傾向から自分を成り立たせていくための術を身につけていることがよくわかるのです。
人は一人で湧いて出てきているわけではありません。

親子の関係から見えてくる自分の傾向は、どんなに嫌でも逃れることはできませんが、「ヘンだ」と気付けば軌道修正は意識的にできるはずです。

家族の旅は、そんな意味で良かったと思います。数十年の時間をおいて家族像が確認できただけでも幸せなことなのかもしれません。

それにしても、自己主張が強く話のまとまらない家族であることは、よく解りました。私も反省をこめつつ、今日はクールダウンします。

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