五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分を知る方法9

2010年05月15日 | 第2章 五感と体感
今日は「感情と自己主張」について書いてみようと思います。

自分の考えや自分の思いを的確に表現できたら気持がよいものです。

言えない気持ちを押し殺しているとどうなるのでしょう…

時々、こんな人に出会います。↓↓

本音が言えないために、暴言を吐いたり、他者を否定したり、嘘をついたりして、本音と言う核心の回りを衛星のようにぐるぐると回ります。

本音が云えないので、ますますエスカレートします。
なぜエスカレートするのでしょう?

それは、本音を吐き出していないために、自分の中に達成感や満足感が湧かないからだと思います。

衛星のようにぐるぐる回る自己主張のどこを聴きとるか?
それは、やはりその奥に潜む相手の感情です。

「感情を理解すると」ことは、同感し同調することではありません。
話の内容を聞くのではなく、その奥に潜む感情を理解することが共感だと私は理解しています。

「愛の孤独感」という用語があります。言葉の通り「孤独感」という用語に「愛の」をつけると「愛の孤独感」となるわけですが、
自分がどんな環境でどのように育てられ今日まで生き延びてきているか、その生き延びてきた理由を聴いていくと、その人の「今ここで」の感情に直接触れることが可能になります。

成育史の中から見えてくる自分の本音を大切にして欲しいものです。
本音が見え、その感情をどのように表現するかは、その人の個性によりマチマチです。

できることなら聴いてくれる相手をいじめるようなことだけは避けたいものです。

自己主張には知恵が必要かもしれません。

生き甲斐の心理学参照」
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