五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

結末の解釈

2009年02月14日 | 悔いのない人生とは?
昔の映画ですが、「明日に向かって撃て」と「勝手にしやがれ」は、衝撃的な結末です。ともに主人公は銃で撃たれるわけですが、なぜか、私の心にすっきりした印象が残っています。

悔いのない生き方を共に考えさせられる映画です。
西部劇とサイケデリックな映画、映画の傾向は違うのですが、結末が強力に記憶に残っているわけです。

年末に、源氏物語をドラマ化したものの再放送があり、ようやく録画をみました。
渡る世間は、、、で有名な脚本家と演出家のコンビの作品です。
何年前のドラマでしょうか、、、片岡孝夫さんや長山藍子さんが、まだまだお若い。キャストは、渡る世間を思い起こさせるような俳優が登場しています。

ま、そんなことはどうでもいいのですが、「源氏物語をどう終わらせるか?」、このことを考えさせられました。
ドラマでは、光源氏と紫の上が、女三の宮が生んだ不義の子「薫」を自分たちの悔いなき人生のために育てる決意をするところで終わります。
原作をどう解釈するか、どう表現するか、どう伝えるか、、、

いいとか悪いとかの問題ではありません。

ドラマを見た後味の問題です。

ドラマ的には、「悔いなき人生」を最後の落とし所にしたとが、さすが!ドラマの達人だと思いました。

「雲隠」でうやむやな結末よりも、あっさりさっぱり、決意表明したほうが、やっぱり気持ちがいいものです。

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コメント
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