五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

開局20周年のJ-WAVE

2008年10月05日 | 第6章 螺旋状に上昇する意味
10月1日、FM放送局、J-WAVEが開局20周年を迎えました。
試験放送を含めると、20年以上となります。

その当時は、バブル真っ最中。
テレビの番組は、莫大なお金をかけながら、クダラナイものが多く、ほとんどテレビを観ていなかった記憶があります。

そんな中で、開局したJ-WAVEは、私にとって新鮮そのものでした。

特に、朝の番組を担当していらしたジョン・カビラさんは、モヤモヤしていたその頃の不安のようなものを大いに解消してくれたのです。
「こういう人がようやくメディアに出てきた」そんな思いでした。
彼は、レコード会社を退職し、ラジオの世界に入ってこられました。
私よりもちょっとお兄さん。
言うべきことは言い、褒めるべき時に恥ずかしくなるくらい褒めたたえる。
そうはいっても、人に不快感を与えない。

言葉が綺麗で、とても紳士的。

他のメディアに翻弄されず、独自で音楽を開拓し、多くのミュージシャンを紹介してきたことも評価に値します。

「多くの人が求めているもの」
・・・にもかかわらず、
それが、社会に表出されないジレンマ。
そのストレスを上手に表出させ、品よく表現することに成功したとも云えます。
日本という社会に、紳士的に挑戦した放送局だと思っています。

ヘンなことをヘンだと誰も言わぬまま時代が流れることに、ブレーキがかかったと言っても過言ではありません。

朝起きると、必ずラジオをONにします。
家にいるときは、テレビよりもJ-WAVE。

いつまでも新鮮な放送を続けていただきたいと願います。

どのナビゲーターも個性が光っています。
一本筋の通った放送局J-WAVEさん、これからもよろしく。

朝だけではありません。そうそう、過激なピストン西沢さんと秀島ふみかさんの爆笑トークも毎日楽しみ、モーリーロバートソンさんの発言も気持ち良い、くりすともこさんやレイチェルさんも。。。

J-WAVE世代と呼ばれる世代がいった何歳の人を指すのかわかりませんが、私もその中の一人です。

J-WAVE皆様の今後の活躍を期待しています。


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