五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

久しぶりに奈良の話

2008年10月25日 | 第2章 五感と体感
奈良の新薬師寺近くで、大伽藍の柱の基礎跡が見つかったそうです。
以前から、このお寺、本当はこんなに小さいはずがない。。。と妄想してたのですが、的中です。
聖武天皇が病気になり、妻の光明皇后が祈願するために建てたと云われています。

奈良公園や春日大社、近世の文士が多く住んだ地区を通り過ぎ、今でも古の頃を体感できる風景の場所。土塀が続き、黒い瓦屋根、そして畑と柿の木。のどかな景色の中に、目立つことなく在る「新薬師寺」。

私の好きな散策コースの一つです。

このあたりの土塀の脇を通ると、「ここもかつて私の祖先が歩いているな。。。」と感じるのです。
身体の奥深くにある柱にピタッと腑に落ちるものを感じ、深いところから安堵の気持ちがわき上がってきます。

東大寺よりも大きな伽藍があったという仮説情報を読み、ますますワクワクと心が躍ります。

柿の季節は、やっぱり奈良。
あの風景を想いながら、しばらく新薬師寺の妄想に耽ることを愉しみます。

新薬師寺の12神将。かつては色彩豊かであった神将は、塑像の柔らかさが女性的な優しさを醸し出し、病の祈願を一層、深めたのでしょう。
神将一人一人と語ってみたいものです。





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