Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

KING LEGEND KAZU

2005-09-24 | Aussie & Kiwi
我等が KING KAZU のシドニー入りがいよいよ現実味を帯びてきた。横浜FCの方では KAZU の抜けた穴を埋めるべく湘南から高田を獲得。当地 Sydney では4試合限定の Guest Player としてやって来て12月11日に Costa Rica の Deportivo Saprissa との対戦に臨むと報道されている。この試合に勝てば次は欧州王者の Liverpool との対戦が控えている。この対戦に闘志を燃やすもう一人の選手は 1989 年の Aston Villa を皮切りに Manchester United , Blackburn, Birmingham City を経て今年から Sydney FC に加入した34歳のトリニダードドバコ国籍選手 Dwight York だ。前にも述べたが Manchester 時代は Europe Champions Cup 優勝メンバーでもあった。 England Premiership 通算 400試合出場 135 Goal のHYUNDAI A-LEAGUE No.1のスター選手がプライドをかけ Liverpool 戦を楽しみにしている事だろう。 この York と KAZU がツートップを組むのか? リトバルスキー監督は監督就任後KAZU にラブコールを送り続けていたらしい。当地では“今MIURA はかつてリトバルスキーが指揮を取っていた2部のチームに所属する”との報道も忘れていない。ただ心配なのは1994年にSerie A の Genoa に1年所属した以外は目立った海外での実績が無いカズがWorld Club Championships だけの為に来豪することにサポーターを始めチーム内で納得が得られたかどうかだ。KAZUのポジションが保証されるのであれば1人外れる事になる。今日 Sydney FC はアウェィで Queensland Roar を 3-1 で降し3試合ぶりのシーズン 2勝目を収めた。観衆も前回以上の 23,000人が集まった。もしリーグ戦で快進撃が続くと KAZU にとってはタイミングの悪い一時入団となる。 だがリッティの狙いは他にもあるだろう。船出を始めたばかりのリーグに取って必要なのは真のプロフェッショナリズムを植え付ける事だ。それにはカズは適役だ。ブラジル時代を経てサッカー不毛の母国に帰国しJリーグが発足するまでの3年間を経験した彼こそがプロ精神を充分に自らの一挙手一手動が手本となって示す事だろう。
それから更に彼のSydney FC 入りを喜ぶののは決勝戦以外の前売り券の売れ行きが悪くて困っていた大会当局であろう。これで少なくとも Sydney FC 絡みの試合のチケットの前売り券の売り上げは大いに伸びる見込みだ。1回戦豊田で行われるチケットのカテゴリー1は7000円。勝利した場合の横浜で開催される2回戦の Liverpool戦は18,000円 がカテゴリー1の価格と当地でも報道されている。まだチケットに余裕は充分ある。これからKAZU効果が現れるか??


俊輔はグラスゴーがお気に入り?

2005-09-24 | EURO Football
ニュージーランドからメルボルンを経て今度はオーストラリア大陸西の果て Perth にやって来ました。
メルボルンでは本日9月25日 Football ( Aussi Football ) の Grand Final , West Coast Eagles 対 Sydney Swan がここ Melbourne Cricket Ground で行われ、私が メルボルン 入りした23日から街は Grand Final 一色で Eagles, Swan の マフラー を巻いたり レプリカユニフォーム を着た人々であふれ、街のPUB では両チームの Semi-Final の模様が録画で放映されお互いの贔屓チームのハイライトシーンが映し出されるたびに大歓声が上がり既に”前哨戦” が始まっていた。
実はこの Grand Final の時期に当地 Melbourne に居るのは2度目で、そのこと自体地元の多く人々に羨まれたが残念ながらこの Grand Final の価値をよく分からないのでその有り難味も今一?といったところか?
しかし、 Melbourne から Perth へ行くフライトには Scotland からの二人連れの青年が同乗しておりそのうち一人は Celtic の レプリカ を着ており、早速持参した NAKAMURA が表紙に載っているスポーツ雑誌を見せると大喜びされ、道中サッカー談義に花が咲いた。社交辞令もあるかもしれないが兎に角彼のテクニックとパスワークには絶賛しており“Rangers からタイトルを奪い返してくれる”と言ってくれた。またここオーストラリアで Celtic の話題を振ってくれたのは初めてだとも。中村については Tremendousu を連発していた。 だが彼の心配もストラカン監督と同じで日本とグラスゴーの長距離往復が悪影響を及ぼすのでは?と。
それについてはどうやらいい方向に向いそうだ。 Strachan welcomes compromise ( ストラカン監督妥協案を歓迎) との見出しが。Nakamura の起用について ZICO 代表監督と “sensible: 賢明な” 妥協案に達したらしい。その内容は特には述べられていないが、日本からの “帰国後” 直ぐに Hibernian 戦に起用されたことに ZICO が難色を示さなかったことと 10月に代表が欧州遠征を行う事を ストラカン監督が評価しているらしい。そう言えば Guus Hidding 新体制になった Australia Socceroos もオランダで合宿が行われたり オーストラリア主催のA マッチが欧州で開催される。(過去にも England との “ホームゲーム“がUKで行われた。あの Roony のデビュー戦だ。)
また ストラカン 監督はもはや Scotland Premiership は Rangers と Celtic の2強の時代では無くなるだろうと危惧しているらしい。もう両チームとも選手補強に£600万も700万も使えないが現在首位を行く Hearts はそれ以上の投資を行っていると。また先週 Celtic がアウェィながら勝利を収めた対戦相手 Hilbernian はその前に Dundee United 戦でIvan Sproule が ハットトリック で新聞の見出しの一面を独占する等、このチームでサブに甘んじていた選手がポジションを得た事を絶賛。他にも Greg Shiels, Scott Brown, Garry O’Connor らタレント溢れる選手がおり戦国の時代になるだろうと。 また中国代表の Du Wei の起用については“しばらく起用はしない”との事。だが彼の才能は深く認めており今後の“彼の勇敢さと印象は誰もが認めるところ”とコメント。じっくり育てる予定か? 最後に他の見出しで “ Nakamura falls for Grasgow’s Charms 中村 グラスゴーの魅力にはまる“とのコラムが。 当地 Glasgow が気に入り少し寒いけどイタリア を離れたことを後悔していないと。2008年以降の契約延長もありうると示唆。しかし “ 何が起こるか誰がわかるだろう?多分 Club が私を sack ( くびにする) だろうと。 でも今度の写真は正真正銘の俊輔でした。