Mr.コンティのRising JAPAN

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東アジアサッカーの将来 1

2005-02-19 | Football Asia
16日の水曜日深夜、私は韓国斉州島で開催されているA3アジアチャンピオンシップの横浜マリノス対深圳健刀宝の中継録画をテレビ観戦した。2年前から日本、韓国、中国の3カ国のリーグチャンピオンが集って覇権を競うクラブレベルでの国際大会だ。今年は地元開催の韓国が水原三星と浦項スティーラーズ、そして日本からは2年連続で横浜マリノス、中国からは深圳建刀宝が参加している。
第一回大会では鹿島アントラーズが優勝を収め、昨年上海での大会は韓国の城南一和が優勝している。この大会に参加したJリーグのチームは未だ韓国のチームから勝利を挙げていない。一昨日の試合でもマリノスは先制をしながら浦項に追いつかれてそのまま引分けている。19日の水原戦を勝利で飾って欲しいものだ。
こうして観ているとなかなか興味深い。深圳健刀宝のツートップは現中国代表の李毅と元代表の揚晨だ。揚晨はブンデスリーガの アイントラハト・フランクフルト でプレーをした経歴も有り2000年アジアカップの日本戦で逆転のゴールを決めている。(その後日本は西澤、明神の連続ゴールで再逆転)またキャプテンの李偉宝は昨夏のアジアカップで中国代表チームでも主将を務めたDFだが日本との決勝戦は累積警告で出場できなかった。どうもこの二人の李はラフプレーが目立ち、FWの李毅はイエローを2枚貰って試合終了間際に退場させられてしまった。中国のチームは代表でもそうだが攻撃面ではどうも個人のパワープレーに頼りがちだ。
一方のマリノスは前半に坂田が負傷退場したが、上野、新加入の熊林のゴールで2-0と勝利を収めた。マリノスは1週間前のワールド杯予選に日本代表に名を連ねた、中澤、松田そして負傷の久保、安偵垣が欠場と主力抜きの苦しい台所だ。岡田監督は試合後のインタビューでFWがいなくなってしまったと苦笑しながら坂田の負傷を指していた。
 この試合には19日最終日にマリノスと対戦する水原の車範根監督も観戦していた。車範根と言えば70年代の前半から韓国代表で活躍しブンデスリーガでもプレーした韓国の英雄だ。水原はつい最近までフェイエノールトでプレーしていた栄鐘国と契約締結したばかりだ。他にも日本のテレビ女優、阿部美穂子と結婚した元代表の崔成勇、そして2002年ワールド杯のGK李雲在がおり、自らを韓国のスター軍団と称している。土曜日のマリノス戦はテレビで放映されるので楽しみである。
だが、気になるニュースも。来年以降のこの大会の開催に就いては白紙になる可能性があるらしい。それはなぜか・・・
<続きはまた次回>

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