歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

誰が為に“鐘は”鳴る?の“鐘が”鳴るの?

2012年03月02日 | 雑談
お正月が過ぎ、一月が過ぎ、二月も過ぎ、そして、三月になりました。

“月日の流れは歳を重ねるごとに速く・・・・・・”と、云いたくは無いのですが、やっぱり、云ってしまうのです。

窓の外はどんよりとした雲り空、そろそろ雨粒が落ちてきそうな気配です。

朝起きて、雨戸を開けて、遠くの景色を、空を、雲を、太陽を、見て、“さぁ!今日も元気に!”何て事は・・・・・・。ホントに、曇りの朝は、とても、とても、寂しい気持ちになります。

そういえば、昨日は、映画「本日休診」を観ました。

長閑で、悪人も、フツウの人も、お医者さんも、ヤクザも、みんな善人で、いい人だらけで、世の中も、単純で分かり易く、イイ時代として描かれていました。

映画と云えば、「誰が為に鐘は鳴る」を「本日休診」に続いて観ました。兎に角、“イングリッド・バーグマン”が綺麗でした。魅力的でした。


かの“ヘミングウェー”の原作で、第二次大戦中の1943年制作でカラー作品です、「本日休診」は“井伏鱒二”の原作で、1952年制作でモノクロ作品。

壮大なスケールの戦争活劇とショボイ庶民の人情劇。まったく、対極的な作品を観た訳です。

戦争に積極的に参加したヒーローと、戦争に駆り出されて犠牲になった庶民。戦争に負けると庶民は犠牲者になる? 

心に、躰に、傷を負った犠牲者を描き、反戦をそれとなく訴える手法は、何だかなぁ~~と思うのでした。このパターンは、ずっと、ずっと、最近も続いているのです。

それにしても、“ゲーリー・クーパー”はカッコヨカッタです。


カッコヨク思ってしまうその気持ちは、とても、とても、アブナイのですが、極限状況での恋いは、それは、それは、堪らなく魅力的で、劇的で、多くの観客を惹き付けます。

この映画が公開されたのが第二次大戦の真っ直中、きっと、きっと、この映画を観て、奮い立ち、自由の為、正義の為、戦場に向かった若者が大勢いたと思います。

人間は、主義主張とか、正義とか、理想とか、愛する人の為とか、そういう事情に命を賭けると、美しく、気高く、魅力的に見えたりするのです。



人間には知恵があるので、いろいろと理屈をつけては、いろいろと争うのです。とても、とても、争い好きでは?と思ったりするのです。人間とは争いを好む動物?

何だか、とても、暗い話しになってしまいました、人の気持ちは、天候に影響されます。雨が落ちてきました。

こんな日は、コタツに入って、ダラダラと過ごすのが一番。

これから、録画した、映画を観るか、それとも“世界街歩き”を観るか、それとも“Youtube”で演歌を聴きまくるか・・・・・・。

雑談でした。


兎に角、それでは・・・・・・。

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