歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

牛久大仏と焼き鳥と中将湯と競争馬でした。

2009年10月07日 | 牛久市の風景
昨日の続きです。

大仏様です。ホントに、ホントに、とても、とても、大きな仏様であります。有り難さよりも、不気味さが上回ってしまいます。お釈迦様が見たらきっと驚いて腰を抜かすかも知れません。


大仏様の背後をそっと通り過ぎ、工場団地に入ります。周りには民家も無く、ひとり佇む“一軒飲み屋”の“焼き鳥ひろこ”

“ひろこさん”は、年の頃は40過ぎ?でしょうか? こんな場所で、昼日中の一杯飲み屋、寂しさが漂います。とても惹かれる風景です。

“赤ちょうちん”に灯が入る黄昏時、暖簾をくぐり、引き戸を開けると、カウンターの奥で、仕込みの手を止め、視線をこちらに向け、少し驚いた様子で軽く会釈をし、小さな声で“いらっしゃい”と、迎えてくれる女将は、う~ん・・・・・・誰れにするか? 

何て、バカな妄想を抱きつつ、暫し“やきとりひろこ”を眺めたのでした。初秋になると、こういう寂れ感の漂う居酒屋で一杯やりたくなるのです。

都会の場末もいいですが、こういう地方の、工場団地の、片隅も味わい深いのであります。

女将は・・・・・・、羽田美智子か、風吹ジュンか、ここは、やはり、え~と、え~と、顔は浮かんで来るのですが、名前が出て来ないのです・・・・・・ダメダ!コリャ!

焼き鳥屋の道路を挟んだ向かい側は、こんなに広く、明るく、立派な工場なのです。それで、この工場なのですが、とても“匂う”のです。


匂うと云っても、“嫌な臭い”ではなく、とても“正しく?”そして“真面目?”で、懐かしい匂いなのです。

そう、ある年齢以上の方、そして特に女性の方、この匂いには想い出がある筈です。遠~い過去の匂いと思っていたのに、ここでは、過去ではなく、この工場の中で、今でも、造られていたのです。

かなり、引っ張りましたが、そうです!あの“中将湯”です! 私にとっては過去の匂いが、今も、ここで、製造され、漂っているのです。

懐かしい匂いを嗅ぎながらペダルを漕ぎます、隣はあの“キャノン”です。そして工場団地は終わります。

牛久大仏を目指し工場団地側から入って来ると、最初に眼に入って来る大仏の姿、この距離、この角度、この大きさ、一番不気味に見える位置です。

兎に角、“世界一”の大仏だそうです。何たって、フランスや、オランダや、イギリスでは、大仏は造りませんからね。

工場団地を抜けると直ぐに“牧場”なのです。この辺りは、アウトレットモールがあったり、世界一の大仏があったり、焼き鳥屋があったり、中将湯が匂ったり、牧場があったり、とても良いところです。


競争馬の牧場です。これでスタートの練習をするのでしょう。


あっちにも、


こっちにも、


競走馬の姿が見えます。


これで、阿見プレミアムアウトレットと、その帰り道シリーズは終了です。


それでは、また明日。



コメント (1)
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