歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

ツナギ目を繋いで走る武蔵野線

2008年07月15日 | 東京の風景
昨日の続きです。

続きと云よりも、本日が“行って、見て、聞いてきました大泉学園シリーズ”の実質的第1回目かも知れません。

新松戸で武蔵野線に乗り換えました。最後尾の車両です、車内はガラガラ状態です、シートの端に座り、流れていく風景をボンヤリと眺めます。

武蔵野線の風景は、寂しくて、鄙びていて、半端に賑やかで、半端に田舎です。半端な町並み、半端な田圃や畑が続きます。

都市の“郊外”と云うほど開けおらず、田舎と云うほど自然に恵まれおらず、郊外と田舎の“つなぎ目”かも知れません。

そうか。“つなぎ目”を繋いで走っているのが武蔵野線なのかも”と、ボンヤリと考えたり・・・・・・。

繋ぎ目と云えば、最近の電車は、レールの繋ぎ目のところで、“ガタン・ゴトン”とあまり振動しなくなったなぁ・・・・・・。

それに、繋ぎ目の間隔が長くなったし、それと、昔は、レールの端面を突き合わせる様にしていたけれど、今は、長い距離で“張り合わせる”様に繋いでいるしなぁ・・・・・・。

かなりのボンヤリ感が身体全体を柔らかくしていきます。

中途半端な風景が、頭の中まで中途半端にするのです。この中途半端感が武蔵野線の魅力です。

中途半端と云えば、40代後半の営業マン風の男性が、斜め向かいに1シートを1人で占領しています。左右に客は居ません。

何やら書類に目を落とし、読んでいるのか、ただ眺めているのか、別のことを考えているのか、何だか判らない状態を続けています。

彼の頭の中にも「中途半端感」が侵入しているのです。

駅に停車しても下を向いたまま、まったく顔を上げません、いつも、この線を利用しているようです。

南越谷で降りました。東武伊勢佐木線に乗り換えるのです、この時間帯ですから、たぶん、下りに乗り取引先を回る筈です。

ボンヤリしているうちに、新秋津に到着です。ここから西武線に乗り換えです。


駅前広場を一回りします。


古くもなく、新しくもなく、寂しげです。


首から先が無いブロンズ像の親子連れ。顔が無いのは「不安」です。ここは駅前広場です。行き交う人々に不安を抱かせてはいけません。


この先の狭い路地を入って西武線に乗り継ぐのです。


知らない人でも、何となく判る人の流れ、後ろから付いて行けば、西武線に乗り換えできます。


新秋津が武蔵野線、秋津が西武線です。武蔵野線が西武線にあと100メートルほど近づいていれば、構内の連絡通路で繋がったのです。


それか、西武側が歩み寄って100メートルほど位置をずらしてくれれば良かったのです。たぶん、いろいろな利害や思惑が複雑に絡まり、解けなくなってしまったのでしょう。

兎に角、みんな歩いています。


歩くのです。


右に曲がり、


左に曲がり、


ランチを横目に歩くのです。


左に曲がり、


後は、真っ直ぐです。


駅に近づいて来ました。客には乗り換えが不便ですが、商店街にとっては、長い、長い連絡道は、商売上はいいのかも知れません。

一等地の駅前が、長く長く続いている訳ですから、商店街としては問題ないようです。


西武線秋津駅です。


武蔵野線新秋津よりも、駅前が狭い分だけ、単位面積あたりの人数が増えます、その分、賑やかに感じます。

駅としてはこちらが、ずっとずっと古いわけですから、それなりに街に馴染んでいるのです。


本日はここまでとします。

明日は、あの黄色い西武線に乗って大泉学園です。


それでは、また明日。



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テスト 2

2008年07月15日 | 東京の風景
写真添付のテストです(^。^;)
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テスト

2008年07月15日 | 東京の風景
携帯からの書き込みテストですm(_ _)m
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