歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

常盤台「天祖神社」は暗かった!でも祀られているのは太陽を神格化した天照大神でした

2008年01月11日 | お寺・神社
「西武線シリーズ」、この間の続きです。

そうです、鎮守の森が見えて来たところで、前回は終わっていました。いよいよ、終着点の常盤台駅がすぐそこです。

神社の裏の鳥居から境内に入りました。入った瞬間“暗い”と感じました。木立が生い茂り、暗く、湿っぽく、静かで、まさに森閑としていました。

意識して上を見上げないと、視界には空が入ってきません。


外界と遮断され、神域としてそれなりの雰囲気があります。

境内の広さに対して、本殿はこぢんまりとしていますが、それなりにバランスがいいです。


提灯に「天祖神社」とあります。天照大神が祀られているのです。天照大神は「太陽を神格化」した神様です。それにしては境内が暗いです。

薄暗い境内の奥に、ひっそりと建ち並ぶ「御神輿庫」、この佇まいが何と云ったらいいのか?・・・・・・・。う~ん・・・・・・、何とも云えずいいのです。


この地味で、目立たない倉庫の中に、派手で華やかな御神輿が、静かに祭りの出番を待っているのです。何とも不思議です!

なかなか、趣のある景色です。


弘化3年(1846年)生まれの狛犬です。今から162年前です、それなりに時の経過は感じます。


あまり強そうには見えません、ポッチャリしています。この脚では速く走れません。


神社の案内板に、第二次大戦の空襲で、狛犬の身体に「円形の損傷」がると記されていたのですが、その記述に気が付いたのは、帰宅して写真を確認した時です。



当日は、一応記録として撮しただけで、書かれている内容は確認しませんでした。後半は疲れて好奇心が低下するのです。

裏から入って表から出ます。


鳥居、参道、本殿の眺め。天祖神社はいい神社でした。

神社の鳥居の脇に「森の番所」の看板が掛かった建物がありました。見た目は交番風です。中には70代と思しき老人が一人。


帰宅後に調べてみたら、「民間交番」だそうです。はじめて知りました。そんな交番があったのです。

が、しかし、近くで暴力行為が発生しても、この中にいる老人には対処する事はできません。

多分、道案内とか、通学時の子供の誘導とか、火の用心のパトロールとか、自転車の不法駐輪を取り締まるとか、犯罪を目撃したら警察に通報するとか、そのような事をするのでしょう。

いよいよ、常盤台駅です、最終地点です、多分、明日がシリーズ最終回になります。

それでは、また明日。




コメント
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