女子準決勝の試合が余りに凄かったので、決勝戦の関心は今一になってしまいました。S・ハレプ(ランク1位ルーマニア)とC ・ボズニアッキ(ランク2位デンマーク)との決勝戦は、7-6、3-6、6-4でボズニアッキがグランドスラム初優勝し6年ぶりに1位に返り咲きました。優勝の瞬間ボスニアッキはコートに上向きに倒れ込み喜びを爆発させていました。
試合途中にハレプはドクターを呼び、ボズニアッキはトレーナーを呼んで手当てをするハードな試合になりました。ハレプはラリーの後はラケットをついて息をはずませていました。試合では普通は見られない姿です。ここまでお互いに沢山の試合を全力で勝ち抜いてきたのだから仕方ない事でしょう。グランドスラムの様に多くの試合(7回戦)を勝ち抜かないと優勝できない大会は技術や気力もさることながら、体力が何処まで強いかが勝敗を分けることになります。優勝賞金も3億5千万を超えて凄いですが、ここで優勝することがいかに難しいかも判ります。ハレプは足に痙攣が来ていたようで、2セットが終了時点の10分間のヒートダウン対策(休憩)で少し元気を取り戻しました。初めて聞きますがこれは今回から採用?しかし、準決勝時の元気さはなく、ボスニアッキに最終ゲームをブレークされて準優勝となりました。疲れ切った身体に鞭打って戦う選手の姿は少し気の毒な気持ちにさえなります。
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