待ちに待っていた女子プロゴルフがやっと開幕になりました。開催されたのはアースモンダミンカップでコロナの影響で無観客試合でした。U-CHUBEで無料で放映されていたのでパソコンで観る事が出来ました。
最終日、最終ホールで最近は優勝が無い渡邉綾香と昨年度賞金女王の鈴木愛がお互い譲らず11アンダーで並んで、プレーオフになりました。最初のNO18ホール(PER5)でお互い第3打でグリーンに乗せました。鈴木愛が10m程の長い上りのバーディパットを残したのに対して、渡邉綾香は5mほどの下りのパットを残しました。これを鈴木はパーとしましたが、渡邉綾香はこれを入れてバーディーで優勝しました。優勝の瞬間、ずっと一緒にやってきたという川口キャディ(男性)はしゃがみこんで無言で泣き崩れていました。
一方本人は優勝は5年ぶりという事で、優勝インタビューは最初たんたんと話していましたが、「5年は長ったでしょうね。苦しかったことも多々あったのでは?」という質問で、ついに堪えきれずに「皆さんの応援と仲間の沢山の支えがあったので勝つことが出来ました・・・」と涙が溢れてきてしばらく声が出てこないインタビューになりました。苦しい練習に耐えてきて、その間自分を支え続けてくれた人への感謝の想いは溢れてくる涙で十分伝わってきました。