最近時代劇に嵌まっています。観るものではテレビや映画、読む物では小説等。時代劇は大きく二つに別けると「大衆時代劇」と「文芸時代劇」に分ける事が出来る気がします。
前者は「水戸黄門」や「〇〇捕物帖」等々。後者は山本周五郎、藤沢周平、司馬遼太郎等の作品。僕の興味を引くのは後者の方の時代劇です。現代語で喋る時代劇は軽すぎて観る気になりません。
総じて時代劇は渋くて重厚なものに魅力を感じますね。当時を考えてみればそんなに軽い時代ではなかったはずです。士農工商の階級社会で制度がしっかりあって、その中でも日常に刀の所持を義務付けられていた武士階級は特に厳しかったはずですから。最近は佐伯泰英の時代劇の「居眠り磐根」シリーズ等を次々に読んでいます。これ等は娯楽的要素が多いので上記2つの中間的なものと言えるかも知れません。
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