ゴルフのメジャー大会(5つ)の全英オープンで渋野日向子選手(20歳)が初出場で大方の予想に反して優勝して大騒ぎになっています。優勝の軌跡がどうだったのか試合の模様をビデオで撮ってあるのをじっくり見直しました。
3日目の模様はBS放送でやってくれていたのを観ました。この時は解説者もさほど熱が入っていない様子でしたが、この最終日に入ってからは、一喜一憂して手に汗握る状況で放送しているのが聞いていてわかりました。最終日は本当に混戦になって一時は渋野選手を入れてトップに4人が並ぶ大激戦。中でもコ・ジンヨン(ランク1位韓国)は16番ホールあたりで2mほどのバーディパットがカップにけられてはいりませんでしたが、これが入っていたら渋野の優勝は無かったかも知れません。
17番では渋野は先を行く首位のリセットサラスに17アンダーでトップタイで並んでいました。最終18番(PER4)でリセットサラスは第2打を1.5mの絶好のバーディチャンスにつけました。ところが、これを入れたら単独トップに立って優勝出来そうだというのを意識したのか、この簡単なパットは縁を廻って入りませんでした。メンタルが大きく影響をしますね~。これが入っていたら渋野の優勝は無かったかも知れません。逆に渋野の第2打は4mはあろうかという下りのラインに止めました。このパットを、入らなかったらダブルボギーになるくらい強く打ち、真ん中から入ってバーディで18アンダーとなっての優勝でした。このパット1っで運命が別れましたね。渋野選手は他の何人かの選手のアンラッキーにも助けられました。
海外初出場で怖いもの知らずも強みのようでした。色んな事を知らない方が精神的に有利な事がありますね。渋野選手は若くして大金星をあげてしまいましたが、今後大きく変化した環境の中で更に大きく育ってもらいたいものです。
関心のある方はこちらをどうぞ※澁野日向子