錦織選手(5位)が準々決勝でワウリンカ選手(4位)に0ー3で負けてしまいました。前回の全米オープンの試合ではフルセットの末勝ったそうなので、今回は有利かなと思っていたのに残念です。
試合を観ていてワウリンカ選手のバックハンドストロークに完敗したように思えました。錦織選手のバックハンドも一流だそうですが、彼の片手バックハンドストロークは深くて驚くほど速いのがきます。今までなら決まっていた錦織のバックサイドの球をすごい早さで打ち返してきて決めていました。それでもフォアよりバックに多く球を打ちこんで何度も負けていました。ストロークの打ち合いではワウリンカ選手の方がずっと分が良かったのですが、それでもストローク戦でラリーをやっていました。セットが0-2となり3セット目に入ってようやくストローク戦では勝てないと思ったのか、戦術を変えてきましたが、時すでに遅しでした。
次回戦う時は、早目に戦術を変えないと勝てない気がしました。解説の松岡氏は「錦織は自分のテニスが出来ていなかった」と解説していましたが、相手からも研究されてきたのでしょうね。