日々是好日

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★ゴジラ-1.0

2024年03月12日 | 映画・テレビ

「ゴジラー1.0」がアカデミー賞にノミネートされていると報道されていたので観に行ってきました。今朝の新聞にはアカデミー賞の「視覚効果賞」を受賞したとありました。理由は思い切った安価な費用(ハリウッド作品の十分の一)で実物に近い効果を出していると書かれていました。ゴジラは以前から子供向けの娯楽映画だと思い余り関心がありませんでした。今回初めて観た感想は確かに実物とVFX手法で作った部分との区別がつけにくい優れた映像になっていました。その結果、実際ならこうだったかもという迫力がある映像に成功していました。

ストーリーの概略は太平洋戦争末期が舞台で特攻から逃げた青年の主人公を中心に話が進んでいきます。特攻から逃げた罪悪感にさいなまれながら「僕の戦争はまだ終わっていない」と言いながらゴジラを壊滅させる為に秘密特攻機に乗ってゴジラの攻撃に向かい自分の戦争を終わらせようとします。ストーリもどんでん返しの意外性がありました。日本の映画のVFX手法の凄さに感心した映画でした。

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★あきない世傳「金と銀」

2024年02月05日 | 映画・テレビ

NHKBSテレビで8回に別けてやっていたドラマ「商い世傳(金と銀)」がとても見応えがありました。原作者は「みをつくし料理帖」の高田郁です。こちらもテレビで観て見応えがありましたが、こちらは農家に育っ幸という女性(小柴風花)江戸時代の大阪天満の老舗呉服商に女衆(女中)で雇われ商いの面白さに魅せられて賢さを発揮して女店主までになって腕を振るう物語です。商人の言葉使いが今の大阪弁でなく「京都弁」に近い柔らかな物言いでこちらも好印象でした。

五鈴屋という呉服商を舞台に高島礼子がお家(店主の未亡人)さん、老番頭役を舘ひろしが好演していました。高島礼子は好きな女優の一人だし、館ひろしは今迄の格好い役とはがらっと変わって、渋い人間味に溢れた老番頭役を演じていて「上手な演技をするなぁ」と感心しました。幸という女性を通して、江戸時代の大阪の大店(おおだな)の商売の内容や店の仕組みや、商人魂等のほかその時代の風俗・習慣など色々な人生模様が描かれていて内容の濃い物語でした。商い(商売)で一番大事にしないといけないものは何かという事も考えさせられます。第8回で終わりましたが原作はまだまだ続きがあるので、図書館で続きを借りて読んでいるところです。※関心のある方⇒NHKあきない世傳"金と銀”

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★映画「ナポレオン」

2023年12月03日 | 映画・テレビ

子供時代に本で「ナポレオン」を読んで王位継承者でない一般人なのに「皇帝」になった英雄という事で印象に残っていました。今回映画になったのを知り近くの東宝シネマズ八千代に観に行ってきました。ストーリーが今一貧弱で戦闘場面の迫力が目立つ映画で、お勧めは出来ません。戦争映画の好きな人には向いているかもしれませんが・・・。

クーデターで政権を握る事は他の国でもある事ですが、それで皇帝になった人物は珍しいです。時代が長く続いたルイ王朝が腐敗していてマリーアントワネットが断頭台の露と消えたフランス革命が起こった混乱の時期で一般民衆が力を持ってきた時代だからあり得た事なのでしょうか。ナポレオンは王でなく皇帝です。それも「フランス皇帝」です。

※関心のある方⇒参照王と皇帝の違い要するにナポレオンの「フランス皇帝」は「王」やそれまでの「皇帝」と違い、キリスト教の権威を背景とせず、フランス革命の気風を受け継ぐ純粋な市民の支持を背景とした全く新しい型のヨーロッパ君主だったのですね。 有名な戴冠式の絵でも、ナポレオンは聖職者から冠を奪って皇后ジョゼフィーヌへ自ら冠を捧げています。 従来のヨーロッパ君主は聖職者に冠を与えられてキリスト教的権威を手に入れるのですが、ナポレオンはそれを否定し、フランス市民の支持こそが皇帝の権威を形成するのだと示している典型的な絵です。

将校から上り詰めて皇帝になったナポレオンが妃ジョセフィーヌをどれだけ愛していたかという一人の男としての一面からも映画は描かれています。ただ実際はどうだったのか判りませんが、ジョセフィーヌを情欲が強い娼婦的な魅力の持ち主として描かれていて、何か違和感を感じました。少なくとも妃であるならもっと違った面の描き方があった気もします。

ロシアとの戦争で敗れて権力を失って一度島流し(流刑)にあいますが、再び戻ってきて将校としてフランス軍を指揮する事になります。そういう人物がそんな事が出来るには、何か大きな理由や時代的背景があるはずですが、そこが描かれていなないので違和感を覚えます。免罪にもならず「島流し」から勝手に戻ったら普通は捕らわれるのが当たり前ですから。当時の社会がふたたびナポレオンの登場を期待する何かがあったはずです。

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★映画「アナログ」を観に行った。

2023年10月09日 | 映画・テレビ
時々JR東日本から送られてくる「大人の休日俱楽部」という雑誌に女優の波瑠の寄稿にビートたけし原作の映画「アナログ」にヒロインの「みゆき」役で出演しましたという記事が載っていました。相手役は二宮和成です。

デジタル全盛の昨今にアナログという内容に関心を引かれたので、近くの東宝シネマズに家内と観に行きました。「携帯を持たないヒロインのみゆき」。毎週木曜日に喫茶店ピアノで会う約束をした二人は次第に親しさを深めていきます。「次にお会いする時に大事な話があります」とお互いが約束した次の木曜日に彼女は現れませんでした。彼女はどうして携帯を持たないのか、どうして自分の事を語らないのか、話の進行とともに最後の方で観客はその理由を知る事になります。海の景色もバックに流れる音楽も奇麗でした。凛とした美しさのあるヒロインに波瑠がよく似合っている映画でした。
※関心のある方⇒公式サイト予告「アナログ


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★ボクシング映画「春に散る」

2023年08月27日 | 映画・テレビ
家内が沢木耕太郎の小説を読んでから観たいと言っていた「春に散る」を近くの東宝シネマズで一緒に観てきました。佐藤浩一と横浜流星が両主演のボクシング映画です。上の娘にその話をしたら孫とダブって観ていられないかもと言っていました。
昔ボクサーだった(佐藤浩市)と元ボクサーの(横浜流星)の二人が居酒屋で知り合って、フェザー級世界チャンピオンを目指す事になる話でした。佐藤浩一は不公平な判定に失意してアメリカで生活していたが心臓に疾患を抱え日本に戻ってきていました。そこで同じ不本意な判定でチャンピオン戦に敗れてボクシングを離れていた横浜流星に出会う事になります。紆余曲折があって二人はコーチと選手という立場でフェザー級の世界戦で勝つことを目指す事になります。

(流星)は練習試合で右目を負傷し、今後リングに立つと失明するかも知れない負傷をします。病身の(佐藤)は「お前はまだ先があるのだからタイトルマッチは中止にしろ」と警告しますが、結局(流星)は選手生命を(佐藤)は命を欠けてやる事になってしまいます。ボクサー生命をかけた試合に向かう男と彼の姿に若い時の自分を重ね見る佐藤は病身を抱えてリングサイトに立ち続けます。
「春に散る」は二人の男の生き様を考えさせられる映画でした。

タイトルマッチの試合の模様は実際の試合より映画用にハード差が強調されているのでボクシングを知らない人が見るとひどい殴り合いにしか見えないでしょう。

※関心のある方は⇒「春に散る」映画のシーン※「横浜流星」
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★オクニョ(運命の女)

2023年03月28日 | 映画・テレビ
韓国時代劇の「オクニョ(運命の女)」を毎日1時間BS日テレで観ていますが面白いです。韓国時代劇は以前「トンイ」や「朱蒙(チュモン)」をテレビで第一話から最後まで全編を毎日観ました。
貧しい生まれの主人公が賢さと勇気によって苦境を切り抜けてやがては王様のいる宮殿に入り活躍する話が多いです。厳しい階級社会を背景に権力闘争、派閥争い、陰謀策略などが渦巻く韓国王室の中で、若い王の力を力を借りながら貧しい民と正義の為に懸命に生きる主人公に「頑張れよ!挫けるなよ!」と声をかけたくなる場面が沢山出てきます。陰謀で無実の罪を着せられたり、殺されそうになったり、はらはらドキドキさせる設定が上手なので「次どうなるのだろう?」と思う場面で終わります。日本のドラマにこういうものが少ないのは寂しい限りです。
※関心のある方は⇒「オクニョ
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★映画「RRR」を観に行った。

2023年01月15日 | 映画・テレビ
家内が友人から「今まで沢山映画を観たけどその中でも一番良かったから是非観て欲しい」と勧められたインド映画の「RRR」と言うのを一緒に観てきました。もう終わりに近づいているらしく、近くでは夜しかやっていないので、やむを得ず電車で1時間足らずの舞浜の「シネマイクスぺアリ」まで出掛けました。

結論から言うと「男の子が喜びそうな映画」でした。時代はイギリス統治下のインドで独立の機運が高まっている時期で現地民で後に英雄となる二人(実在人物)がイギリス統治軍をやっつける話が中心です。主人公の二人は親友になるのですが、これがスパーマンみたいに空中を飛ぶは、怪力でバイクを担いで投げ飛ばすはで、まるでアニメの世界でした。格闘や戦闘場面が多くて音が大音量ではじけます。小学生の男の子がいるファミリーで行くと良いかもしれません。こういう映画がお好きな方はどうぞ・・・。※関心のある方は⇒公式「RRR」

映画でも小説でも旅行でも人夫々好みがあるので、自分が凄く良かったから必ずしも皆が凄く良いと思う事は無いでしょう。自分も気をつけたい事だと思いました。
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★アバター2(ウエイオブウォーター)

2023年01月12日 | 映画・テレビ
あの「タイタニック」を監督したJ.キャメロンが大ヒットした前作の「アバター」に続き13年ぶりに作ったという「アバター(ウエイオブウォター)」を観てきました。家内の好みでない種類の映画なので一人で観に行きました。3D作品の方は400円高いのですがせっかくなのでこちらにしました。※「アバター」人工的に作られた自分に似せた分身
SF映画で未来の宇宙のある衛星を舞台にした激しい戦闘場面が沢山ある映画です。前の席に老人ご夫婦が座っておられたのは意外でしたが、果たして最後まで観れるのか興味がありました。結論から言えばやはり2番煎じがいなめない映画で第一作の方が衝撃的で良かったです。

CGをふんだんに使った3Dの映像は確かに迫力一杯で奇麗で幻想的ではありました。「家族愛」をテーマにして作ったのだろうというのは判りましたが、地球の民間軍事会社がアバターを殺しに来る理由もよく判らず、「不老長寿」の薬のもとを体内に持つこの衛星に住むアバターの友達のクジラ(?)を殺しまくったりしているのは残酷です。

この映画を観る時は第一作と第二作のあらすじを読んでから観るのがお勧めです。人間関係や背景が判らないと良く判らない映画で終わりそうです。後で判りましたがアバターは第4作まで作る予定だそうで2年おきにXmasの時期に一作品が上映される計画になっているそうです。
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★大河ドラマ「どうする家康」

2023年01月08日 | 映画・テレビ
今日から新しく大河ドラマの時代劇「どうする家康」が始まりました。NHKも民放なみに視聴率が大事なのか大衆受けするドラマ作りを始めたようです。以前の大河ドラマは重厚で格調が高かったのですが、若者受けを狙ったのか軽い現代風の時代劇に変わってきたのは我々世代にとっては寂しい限りです。

言葉遣いや人間関係からして今風に変えていて戦国時代の厳しい階級社会の当時としてはありえない事をやっているので違和感を感じます。本格的な時代劇をテレビ(お茶の間)で観るのは難しい時代になったのでしょうか。スカパーで「時代劇専門チャンネル」をやっていますがはたしてこちらはどうでしょうか?
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★時代劇について

2023年01月07日 | 映画・テレビ
未来の宇宙を舞台にした「アバター」等SF映画も好きですが、今1番関心があるのは「時代劇」です。時代劇と言っても「この御紋が見えぬか!」の「水戸黄門」や「〇〇捕り物帖」など色々あります。しかし僕が好きな時代劇は山本周五郎や藤沢周平作品です

今BSフジで再放送している山下監督の「三屋清左衛門残日禄」(原作藤沢周平)は隠居した藩の用人(重役)三屋清左衛門の事件簿です。「日残りて暮るるに未だ遠し」とあるように隠居(リタイア)した後、色々起こる藩内の事件を周りから頼りにされて解決していくという我々リタイアしたサラリーマンが観ても身近に愉しく感じられるドラマです。老いてもまだ世の中の役に立つという処が良いのでしょうね(^^♪。

山下智彦監督による藤沢周平作品は当時の武士社会の重厚でしっとりとした中に温かい雰囲気の時代劇が観れます。生と死の狭間にある「武士の生き様」を考えさせられますし、「町人の生き様」は家族を背景に暖かい人情というものを考えさせられます。山本周五郎にも取り組んでもらえば同じような見ごたえのある時代劇になる気がします。※関心のある方⇒監督「山下智彦」


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