最高の人生の見つけ方

あのしぶいモーガン・フリーマンと、少し太目のジャックニコルソン
共演の「最高の人生の見つけ方」を観て来ました。同じ病室で知り合
った二人は一方はお金儲けを生き甲斐としてやってきた大富豪の独身
、もう一人は大学教授になりたかったにも拘わらず、経済的理由で、
自動車整備工になったが、愛する奥さんと家族がある男。

その二人が検査の結果、お互いに余命半年と分かって、大富豪のニコ
ルソンが人生でやり残したことを一緒にやらないかと持ちかけました。
整備工のモーガンはいやいやながらその話にのったものの、やがて二人
は人生の終末を間もなく迎えるというという同じ運命を背負ってしまっ
た者として、意気投合するようになっていきます。

スカイダイビングをやる、大好きだった高価なスポーツカーに乗る、腹
の底から大笑いする、世界一の美女にキスしてもらう、他人に親切にす
る、感動するすばらしい景色を観る、エベレストに登るなど映画ではあ
りますが、彼等と一緒にこういう事が体験？出来る希少な映画でしょう。

二人に近い年齢の我々は、自分だったらどうするだろうかとも考えさせ
られました。でも、余命を宣告されたら、あんなに元気にやりたかった
ことをやれるものかと疑問も感じます。
孤独な大富豪と家族の愛に囲まれた整備工、思いもかけずに終末を迎
えることになった二人の生き様は、色々考えさせられる映画でした。