映画

今まで、ブログには映画について掲載しませんでした。実の
ところ映画は大学時代から実によく観に行ったものです。
当時は確か100円か200円名画といって1～2週間代わりで名画
をやっていたました。当時は、毎週のように熱心に観に行っ
ていたものですが、「道」「禁じられた遊び」「鉄道員」な
ど記憶に残っています。

映画はストーリーが良ければ感動を受けるだけでなく、画像
の美しさ(映像美）や音楽の美しさも楽しめるものも沢山あり
ます。数年前からは、ショッピングセンターの中に多数の映画
を同時に上映しているシネマックスなどの「複合映画館」が多
くなったので、都心まで出かけずに近くで手軽に映画が鑑賞で
きるようになりました。近年の中で名画と思うのは、「戦場の
ピアニスト」で、音楽の美しさと同時に戦争の悲惨さが心を打
ちました。

先日、「エリザベス・ゴールデンエイジ」というエリザベス
一世を主人公にした映画がありました。当時はスペインが無敵
艦隊といわれる軍隊を持っていて、イギリス艦隊がこれを破っ
て、やがて「ユニオンジャックひるがえるところに日が沈むと
ころなし」といわれるようになってイギリスの植民地時代が始
まるわけですが、どうしてイギリスがスペインに代わって世界
の海を支配できるようになったのかを描く映画ではありません。
これが出来たのは時代を見越して国を挙げて海軍力の増強に努
めた結果でしょうが、こういうことも歴史の上では関心がもた
れます。

金谷

3連休の中日、８時頃に家を出て松本に向かう娘達を駅まで送った後、出来れば房
総最南端の白浜経由で千倉の白間津花畑まで行きたいと考えながら、内房の海岸
沿いの国道を南に向かってドライブ開始。国道357号線は浜野を過ぎるあたりから
16号線につながり早朝もあってすいすいと快調に走れました。
途中で昨年行った富津公園に立ち寄りました。冬は空気が澄んでいるので遠くま
で見えることを期待していましたが、残念ながら東京湾を隔てた、対岸の川崎市
は霞んでしか見えませんでした。

そこからは“内房なぎさライン”と名づけられた国道は、上総湊をすぎるあたり
から右側に東京湾を見ながら海岸線を走るようになります。景色に見とれて脇見
運転要注意！昼前に東京湾フェリーが出ている金谷に到着。金谷は釣り船も沢山
出ているようで、国道沿いには釣り船の広告が林立。目の下に磯を見下ろし、
食事をするにはロケーションが良さそうな“漁師料理金谷”という結構大きな店
が目に付いたので入りました。中に入ると室外にバルコニーがありそこのテーブ
ル席でも、東京湾を眺めながら食事が出来るようになっていますので、暖かくな
ると良いでしょうね。

船盛の刺身の金谷定食というのを食べてみましたが、”漁師料理”というだけあ
って素朴な感じの刺身料理でした。大型観光バスが何台も止まっていましたから、
大勢がいっぺんに食事をするにはこれ位の規模の店が他にないのでしょう。
そこで、太平洋を眺めながら昼食をしてから早目の帰路につきました。（写真）