朝7時半からNHKBS3でやっている「あさが来た」が面白いので、朝食をしながら楽しく観ています。これが実在の人物に基づいていたドラマであること、時代が徳川末期~明治という時代の大変革期というのも関心を強くさせられます。
「あさが来た」のヒロイン「あさ」のモデルは”広岡浅子」だそうです。どんな人物だったのでしょうか?広岡浅子」は、日本の実業家、教育者、社会運動家だった人物だそうです。女性が社会の表舞台に出るのは極めて稀な時代に、銀行を設立したり生命保険会社を立ち上げたり、鉱山を経営したり、日本の初めての女子大学を立ち上げるなどをしたそうです。具体的には「加島銀行」の設立、「大同生命」の創業や「日本女子大」の創設に携わったそうですから「女傑」だったようです。社会運動としても売春問題など女性の地位向上に尽力したそうです。
女に教育が不用と言う時代に子供の時から四書五経、算盤に関心を持ち、木登り、相撲などが好きという男勝りだったようですから、大物になる人物は小さい時から違いますね。富豪三井高益の三女に生まれ、17歳で大阪の両替商である富豪「加島屋(かじまや)」広岡新五郎と結婚。両替商と言うのは後の銀行ですね。幕府の崩壊によって900万両という「大名貸し」が返済されない為、天王寺屋、平野屋、茨木屋、和泉屋などの両替屋が軒並み倒産する中で「加島屋」は浅子の尽力で生き残ったそうです。時代を読む目があったんですね。夫の新五郎は「ぼんぼん」で商売に関心は無く、三味線や風雅に興じていたものの、心穏やかな包容力あった人物のようです。さてこの先、「あさが来た」のドラマがどう展開していくのか楽しみです。地デジのNHKでは8時からやっています。