イギリスの名優ゲイリー・オールドマン主演の「ウインストン・チャーチル(ヒトラーから世界を救った男)」を家内と観てきました。久しぶりにしっかりした良い映画を観れました。この映画でゲーリー・オールドマンは本年度アカデミー主演男優賞をもらい、彼の特殊メイキャップを担当した辻一弘はこれによりメイキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞したそうです。
ヒトラーが台頭して、ナチス・ドイツが欧州で侵略を開始して、ベルギーが陥落しフランス軍と英国軍が苦境に陥っている中で、英国の首相になったのがウインストン・チャーチルでした。彼は政界の嫌われ者だったそうですが、首相となってから強引とも思われるリーダーシップを発揮してナチスに対抗していきます。ナチスと和解しようとする政敵に対し、国民の声を聞いてあくまで徹底抗戦を主張する事になります。30万のイギリス軍がフランスのダンケルクに追いつめられて、あわや全滅の危機に陥いりながらイギリスに向けての退却が始まります。この撤退に成功する様子は以前クリストファ・ノーラン監督映画作品「ダンケルク」で観ましたがこちらも良い映画でした。映画はここまでですがイギリスは、その後戦争に参加したアメリカとの連合軍によってナチスを破り勝利する事になります。※この映画に関心のある方はこちらをどうぞ。「ウインストン・チャーチル」