鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

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お気に入りその2085~メグマル深海水族館2

2022-05-20 13:16:50 | 鬼平
今回のお気に入りは、メグマル深海水族館2です。
まずは「メグマル深海水族館」第2巻で深海生物についてお勉強。
AMAZONの内容紹介を引用します。
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品川駅から「しんかい線」に乗って20分。海の底の水族館へようこそ!!
「マグメル深海水族館」は、東京湾の水深200メートルにある世界唯一の水族館。
清掃員のアルバイトとして働く天城航太郎は、館長の大瀬崎湊人の勧めで飼育補助員を始める。
チョウチンアンコウのエサやりに苦労したり、死期が近づくメンダコを担当したり、
航太郎は飼育補助の仕事を通してさまざまな深海生物たちと出会うが――。
深海生物とかかわる人々をあたたかな筆致で描く話題作!!
≪目次≫
extra edition「深海クラゲ」
#05「チョウチンアンコウ」
#06「メンダコ」
#07「キンメダイ」
#08「オンデンザメ」前編
#09「オンデンザメ」後編
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チョウチンアンコウは体がゼラチン質のため、網にかかっても生きて揚がることはほとんどないそうです。
そのため生体展示しているメグマルには世界中の研究者が見学に訪れると紹介しています。
深海生物としてあまりにありきたりで珍しくもない魚だと思っていたのでとても意外でした。
似たような話はメンダコやキンメダイでも。
ファインディング・ニモにも登場するメンダコ。
アニメのようにいつも泳いでいると思ったら大間違いで、あんなに泳ぐのは死期が近づいたときだけだなんて・・・。
またキンメダイは普通に売られているためごく身近な魚と思っていましたが、何と1億年も前からいる古代魚なのだそう。
比較のために調べたらスズキ類が6000万年前、イワシ類が2000万年前に登場したそうです。
頭蓋骨に古代魚の特徴である眼窩蝶形骨というのがあるそうですが、それが他の魚とどう違うかは調べがつきませんでした。
高級魚ですが、小さいのなら安く売っているので、その内に眼の周りの骨の形状でも観察しようと思います。
続いて第3巻で紹介されていたのは次の深海生物。
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extra edition「オオグチボヤ」
#10「オウムガイ」
#11「オオタルマワシ」
#12「フジクジラ」
#13「クロカムリクラゲ」前編
#14「クロカムリクラゲ」後編
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この巻はオオムガイについて驚きの事実を知ったことが一番印象的でした。
オオムガイはアンモナイトの子孫ではなく種が違うのだそうです!
どちらも同時代に生きていたが生存競争に負け深海に活路を見出したオオムガイだけが生き延びたそうです。
深海が環境変化にあまり影響を受けない安定した環境であり、古代の生き物が他にもたくさん生き残っていそうなことを知りました。
第4巻以降もどんな深海生物が登場し、その生物の不思議が紹介されるか、とても楽しみです。
ちなみに人間ドラマの方も気になります。
主人公・航太郎のお父さんは亡くなったのかな?
それとも何年も家を空けているだけなのかな?
早く知りたいです。



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